米国株高を受けて上昇して始まった9日の日経平均は340円高の3万9277円で引けました。高く
寄り付いた後の上値が重くなったのは円相場が148円台で推移していたにも拘わらずトヨタなど
多くの自動車銘柄が下げたことも影響したようです。
春に日経平均4万円大台乗せに一役買ったメガバンク3行も小幅下落ででした。景気対策への期待
から急騰していた上海市場が下げたことも影響したのでしょうか。製造業で中国での売り上げ比
率の高い安川電機やファナックも冴えない一日でした。
エヌビディア株高で半導体セクターはまとまって物色されましたが、10年来高値を更新したアド
バンテスト株以外は4月の高値からの戻りは鈍いままです。年初にエヌディディア御三家と称され
た銘柄のうち東京エレクトロンやSBGの株価は戻り切っていません。
半導体銘柄の上昇の連想で上がるケースが多い電子部品大手の村田製作所やTDKも戻りは鈍いま
まです。当初期待していたスマホやPCの回復が遅れていることが影響しているのでしょうか。エ
ヌビディア株の日足チャートは三角持ち合い上放れで一段高を予想する市場関係者もいますが関
連銘柄と言われている日本企業の株価がどこまで追随できるのか今一つ確信が持てないのでしょ
うか。
個別銘柄では日立やNEC、富士通、三菱重工、IHI、川重など健闘している銘柄はあるのですが
金融や商社、自動車などセクターが戻れないようだと4万円から一段と上昇するシナリオは見え
てきません。米国市場の写真相場ではなく日本株独自の材料で上昇しなければ7月高値を更新す
るような株高は難しいかもしれません。
寄り付いた後の上値が重くなったのは円相場が148円台で推移していたにも拘わらずトヨタなど
多くの自動車銘柄が下げたことも影響したようです。
春に日経平均4万円大台乗せに一役買ったメガバンク3行も小幅下落ででした。景気対策への期待
から急騰していた上海市場が下げたことも影響したのでしょうか。製造業で中国での売り上げ比
率の高い安川電機やファナックも冴えない一日でした。
エヌビディア株高で半導体セクターはまとまって物色されましたが、10年来高値を更新したアド
バンテスト株以外は4月の高値からの戻りは鈍いままです。年初にエヌディディア御三家と称され
た銘柄のうち東京エレクトロンやSBGの株価は戻り切っていません。
半導体銘柄の上昇の連想で上がるケースが多い電子部品大手の村田製作所やTDKも戻りは鈍いま
まです。当初期待していたスマホやPCの回復が遅れていることが影響しているのでしょうか。エ
ヌビディア株の日足チャートは三角持ち合い上放れで一段高を予想する市場関係者もいますが関
連銘柄と言われている日本企業の株価がどこまで追随できるのか今一つ確信が持てないのでしょ
うか。
個別銘柄では日立やNEC、富士通、三菱重工、IHI、川重など健闘している銘柄はあるのですが
金融や商社、自動車などセクターが戻れないようだと4万円から一段と上昇するシナリオは見え
てきません。米国市場の写真相場ではなく日本株独自の材料で上昇しなければ7月高値を更新す
るような株高は難しいかもしれません。