19日の東京市場ではブリヂストンが164円安(4.3%)と大幅に下落しました。2014
年12月期の連結営業利益が前期比5%増の4600億円となる見通しだと発表した
が、3期連続で過去最高を更新するものの、アナリストによる市場予想の平均
(QUICKコンセンサス、14日時点・14社)の4757億円を下回り、嫌気した売りが
出て下げました。
大幅な増配も発表しました。それでも株価は下げ昨年12月30日の高値4025円
よりも300円安い水準です。タイヤメーカーは天然ゴムなどの原料価格に左され
るということを差し引いてもPERは10倍弱です。もともと控えめな予想を出す傾
向の強い会社です。アナリストの平均予想に届かなかったとう数字で大幅な下
げは市場がまだ健康体に戻っていない証拠でしょうか。世界一のタイヤメーカー
のブリヂストンとしてはもう少し評価されてもいいと思います。
現在の東京市場では業績好調な割安銘柄よりも構造改革での業績好転期待の
銘柄に人気が集まっています。自動車銘柄中心に日本株の平均PERよりも評
の低い銘柄がごろごろしているのに対して電機銘柄中心にリストラ銘柄がもて
囃されています。前者の銘柄がトヨタや富士重工で後者の銘柄の代表がパナソ
ニックです。現在は2匹目のドジョウ狙いでNEC、富士通が大人気です。
PERだけを投資尺度にした銘柄選びは現状ではあまり機能しません。サプラ
イズの期待出来る銘柄でないと投資資金は集まってきません。その意味では
まだ緩和頼みの金融相場の渦中にあるのかもしれません。年末時点では金融
相場から業績相場へのスイッチ切り替えで1~3月期に一段高と予想されていた
東京市場ですが外部環境が流動的になりもう一度見直しが必要のようです。
年明け以降の水曜日の連勝記録は昨日途切れましたが、NY安もあり木曜日の
連敗記録は今週も継続しそうです。もしサプライズがあるとすれば中国PMIが
予想の50をいい意味で上回ることでしょうか。
年12月期の連結営業利益が前期比5%増の4600億円となる見通しだと発表した
が、3期連続で過去最高を更新するものの、アナリストによる市場予想の平均
(QUICKコンセンサス、14日時点・14社)の4757億円を下回り、嫌気した売りが
出て下げました。
大幅な増配も発表しました。それでも株価は下げ昨年12月30日の高値4025円
よりも300円安い水準です。タイヤメーカーは天然ゴムなどの原料価格に左され
るということを差し引いてもPERは10倍弱です。もともと控えめな予想を出す傾
向の強い会社です。アナリストの平均予想に届かなかったとう数字で大幅な下
げは市場がまだ健康体に戻っていない証拠でしょうか。世界一のタイヤメーカー
のブリヂストンとしてはもう少し評価されてもいいと思います。
現在の東京市場では業績好調な割安銘柄よりも構造改革での業績好転期待の
銘柄に人気が集まっています。自動車銘柄中心に日本株の平均PERよりも評
の低い銘柄がごろごろしているのに対して電機銘柄中心にリストラ銘柄がもて
囃されています。前者の銘柄がトヨタや富士重工で後者の銘柄の代表がパナソ
ニックです。現在は2匹目のドジョウ狙いでNEC、富士通が大人気です。
PERだけを投資尺度にした銘柄選びは現状ではあまり機能しません。サプラ
イズの期待出来る銘柄でないと投資資金は集まってきません。その意味では
まだ緩和頼みの金融相場の渦中にあるのかもしれません。年末時点では金融
相場から業績相場へのスイッチ切り替えで1~3月期に一段高と予想されていた
東京市場ですが外部環境が流動的になりもう一度見直しが必要のようです。
年明け以降の水曜日の連勝記録は昨日途切れましたが、NY安もあり木曜日の
連敗記録は今週も継続しそうです。もしサプライズがあるとすれば中国PMIが
予想の50をいい意味で上回ることでしょうか。
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