kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

最高値更新

2024-07-05 06:39:44 | 日記
4日東京市場は3月22日の高値4万888円を更新しました。3万9200円どころの上抵抗ラインを
抜けた途端に上昇に弾みが付き5連騰で1600円近くの大幅高になりました。中間決算で進捗率
の推移を見てから4万円チャレンジを想像していました。

また指数に大きな影響を及ぼす半導体セクターの本格上昇無しに4万円回復はないと思ってい
ましたが、金融や保険、機械など設備投資関連などの大幅な上昇で想像を超える速さで3月高
値を更新してしまいました。今月のオプション行使の思惑も上昇に拍車をかけたのではないか
と個人的には考えています。

4月以降の膠着相場で上値が重い展開がまだまだ続くという見方も多かったと思います。しば
らく前までナスダック指数やSOX指数が高値を付けても日本株への波及効果はほとんどありま
せんでした。1~3月期の上昇のように日本市場は上げ始めると一直線に上昇する場面がかなり
ありました。

オプションの売り方も慌てたでしょう。3月高値形成時のような熱狂感が乏しいのも特徴です。
まだはもうなりとは今回の上昇局面に当てはまるのでしょうか。もっともボラティリティが米
国市場に比べて高いことには注意が必要です。

株価上昇に見合う業績が出てくるのか。株価水準が高くなっている銘柄には場合によっては失
望売りで急落という結果もあり得ます。答え合わせの決算発表は3週間後にスタートします。

先週の海外投資家は6週間ぶりに現物株を買い越しました。買い越し額は1239億円でした。おそ
らく今週も大幅続伸したことから順張り志向の海外投資家は現物株をかなり買い越した可能性は
高そうです。現物株以上に買い越しが目立ったのは4746億円と1月第2週以来の高水準でした。
日経平均は4日過去最高値を更新しましたが、その陰には大量の先物買いがあるのではないでしょ
うか。

今後の売買代金が4兆円台の維持が出来ていれば戻り売りもこなしながら来週はさらに一段高も
期待できそうです。もっとも来週のオプションの権利行使に絡む売買も上昇の背景です。上昇が
止まればそれなりに値幅の調整は避けられないかもしれません。先物主導の相場は一方通行にな
ります。
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