火曜日の日銀の追加金融緩和で目先円高に歯止めがかかり輸出株の
上昇で日経平均が上がったのであれば、ずいぶん安心感が出たと思う
のですが、実際は不動産株、ノンバンク、商社、非鉄などが金余り
からくる商品高や金融緩和でメリットがあるということで上昇率上位
を占めました。
世界の株が金融緩和で上昇している状況です。雇用統計が悪ければ
追加緩和が一層現実味を帯びるということで週明けのニューヨーク
市場もしっかりの展開でした。しかし今回の上昇は業績を伴った
ものではなく追加金融緩和だけで上がっている不安定な相場です。
金融緩和だけでいつまでも上昇が続くでしょうか。
何かのきっかけで本格的な調整がこないとも限りません。金融相場
から業績相場にすんなり移行できればそれに越したことはありませ
ん。ニューヨーク市場も9月の相場が数十年ぶりに高い上昇率だった
こと、それを引き続いた10月も今までのところ順調で11000ドルを越え
て来ました。10600ドル台のボックスを抜けてきてから順調過ぎるほど
堅調に推移してきたニューヨーク市場ですが、このまま年末まで波乱
なく上昇し続けるとはとても思えません。
どこかで調整局面は必ず来ます。円高で今回の金融相場に今ひとつ
乗れなかった東京市場もニューヨークが下げればそれは大きな影響
を受けます。今まではじりじり進む円高でも金融緩和で堅調な米国
市場が支えとなって一時9700円を回復しましたが、もし米国の市場
が調整局面になれば東京市場も下落は避けられません。
9月以降東京市場が反発した局面は1回目が政府・日銀の意表をつ
いた円売り介入と2回目が日銀のサプライズな追加緩和策でした。
見方によれば今日の下げはその効果が早くも息切れしつつある状況
かも知れません。念のためにここは用心するに越したことはありま
せん。
上昇で日経平均が上がったのであれば、ずいぶん安心感が出たと思う
のですが、実際は不動産株、ノンバンク、商社、非鉄などが金余り
からくる商品高や金融緩和でメリットがあるということで上昇率上位
を占めました。
世界の株が金融緩和で上昇している状況です。雇用統計が悪ければ
追加緩和が一層現実味を帯びるということで週明けのニューヨーク
市場もしっかりの展開でした。しかし今回の上昇は業績を伴った
ものではなく追加金融緩和だけで上がっている不安定な相場です。
金融緩和だけでいつまでも上昇が続くでしょうか。
何かのきっかけで本格的な調整がこないとも限りません。金融相場
から業績相場にすんなり移行できればそれに越したことはありませ
ん。ニューヨーク市場も9月の相場が数十年ぶりに高い上昇率だった
こと、それを引き続いた10月も今までのところ順調で11000ドルを越え
て来ました。10600ドル台のボックスを抜けてきてから順調過ぎるほど
堅調に推移してきたニューヨーク市場ですが、このまま年末まで波乱
なく上昇し続けるとはとても思えません。
どこかで調整局面は必ず来ます。円高で今回の金融相場に今ひとつ
乗れなかった東京市場もニューヨークが下げればそれは大きな影響
を受けます。今まではじりじり進む円高でも金融緩和で堅調な米国
市場が支えとなって一時9700円を回復しましたが、もし米国の市場
が調整局面になれば東京市場も下落は避けられません。
9月以降東京市場が反発した局面は1回目が政府・日銀の意表をつ
いた円売り介入と2回目が日銀のサプライズな追加緩和策でした。
見方によれば今日の下げはその効果が早くも息切れしつつある状況
かも知れません。念のためにここは用心するに越したことはありま
せん。