円高でデメリットを受ける業種といえば真っ先に自動車業界を
思い浮かべます。しかし中国や東南アジアでの売り上げの増加
から今では円高でのデメリットをかなり吸収できる企業もあり
ます。インドではスズキが利益の半分以上を稼いでいますし
インドネシアではダイハツがタイではいすゞのピックアップトラ
ックが稼ぎ頭です。そして中国では日産の販売台数は今や
米国市場を上回っています。
ですから自動車業界全体では以前よりも格段に円高抵抗力はついて
います。しかし個別企業で見ると株価にはずいぶん開きが出てきま
した。三菱自動車の昨日の終値は104円です。またこのところ金融
緩和で大賑わいの不動産株でも大京は5日には100円飛び台まで売
られました。
このところの新安値銘柄を見ても建設や食品それに機械などの
株価2桁銘柄も数多く登場しています。円高デフレで国内景気の
厳しい局面は続いています。これらの低位株は業績好転の見込みの
ない銘柄も多く先に待ち受けているのは厳しい現実かもしれません。
割安だからという理由だけでこれら低位株を買うことは余程、注意
しないと株式市場が好転してもジリ貧ということも考えられます。
これからの投資にあったてはファイナンスの有無と低位株の業績
見通しは是非チェックしてから投資対象を選ぶことが絶対必要です。
スマートフォンはこれからも販売が急拡大することは間違いないと
思います。そのキーデバイスのタッチパネル、何と日本や台湾勢で
100社ほどのメーカーがあるそうです。いずれ淘汰再編は避けられ
ないでしょう。成長産業だからといって安易な銘柄選びは禁物です。
成長産業だからこそ競争は激しいことを考えないといけません。
さて株式市場は2日間で310円上昇しました。為替は83円前半なのに
株価は上がりました。おそらく1ヶ月前の予想では83円前半なら日経
平均は9000円前後であったでしょう。現実は日銀の予想以上の金融
緩和やニューヨーク高もあり9700円に近づきました。しかし今回の
株高は実態を伴わない上昇です。為替も昨日海外市場では82円台に
突入しました。反動安を考えなければならない局面に入ってきました。
思い浮かべます。しかし中国や東南アジアでの売り上げの増加
から今では円高でのデメリットをかなり吸収できる企業もあり
ます。インドではスズキが利益の半分以上を稼いでいますし
インドネシアではダイハツがタイではいすゞのピックアップトラ
ックが稼ぎ頭です。そして中国では日産の販売台数は今や
米国市場を上回っています。
ですから自動車業界全体では以前よりも格段に円高抵抗力はついて
います。しかし個別企業で見ると株価にはずいぶん開きが出てきま
した。三菱自動車の昨日の終値は104円です。またこのところ金融
緩和で大賑わいの不動産株でも大京は5日には100円飛び台まで売
られました。
このところの新安値銘柄を見ても建設や食品それに機械などの
株価2桁銘柄も数多く登場しています。円高デフレで国内景気の
厳しい局面は続いています。これらの低位株は業績好転の見込みの
ない銘柄も多く先に待ち受けているのは厳しい現実かもしれません。
割安だからという理由だけでこれら低位株を買うことは余程、注意
しないと株式市場が好転してもジリ貧ということも考えられます。
これからの投資にあったてはファイナンスの有無と低位株の業績
見通しは是非チェックしてから投資対象を選ぶことが絶対必要です。
スマートフォンはこれからも販売が急拡大することは間違いないと
思います。そのキーデバイスのタッチパネル、何と日本や台湾勢で
100社ほどのメーカーがあるそうです。いずれ淘汰再編は避けられ
ないでしょう。成長産業だからといって安易な銘柄選びは禁物です。
成長産業だからこそ競争は激しいことを考えないといけません。
さて株式市場は2日間で310円上昇しました。為替は83円前半なのに
株価は上がりました。おそらく1ヶ月前の予想では83円前半なら日経
平均は9000円前後であったでしょう。現実は日銀の予想以上の金融
緩和やニューヨーク高もあり9700円に近づきました。しかし今回の
株高は実態を伴わない上昇です。為替も昨日海外市場では82円台に
突入しました。反動安を考えなければならない局面に入ってきました。