JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

縁結びの神が宿る「縁桂」

2007-07-13 21:04:22 | 乙部町・厚沢部町
 今日は乙部町に所要で出掛けたが、以外に早く片づいたこともあって、乙部町内にある巨木「縁桂」を見に行ってきた。
 乙部町の中心街から車で10分ほどの烏山地区で山側に入り、道成りに5分ほどのところに「縁桂まで2.5km」の案内看板がある。2.5kmのところに縁桂があると思っていたが、これからが大変、ここの駐車場から歩いて30分という。一瞬躊躇したが、ここで戻っては男でない、と自分に言い聞かせウッドチップの引き詰めた遊歩道を歩き始めた。



 緑の木々に包まれヒンヤリする山道を、小鳥の囀りを聞きながら歩を進めるが気分爽快だ。所々に鐘がある。「あゆみの鐘」「いたわりの鐘」「おもいやりの鐘」「ちかいの鐘」「はぐくみの鐘」「むすびの鐘」と、良縁にちなんだ鐘が建てられており、この鐘を鳴らしながら歩を進めていく。途中の橋の名前が「熊すべりの橋」に象徴されるように熊の往来もありそうで、多くの樹木や橋の欄干に痕跡が残っている。多分、鐘は熊に人間が近づいていることを知らせるためものとも思えた。

            

 早足で20分弱。巨木「縁桂」が目の前に現れた。縁桂は樹齢500年で、樹高が40m、幹回りが5mと6mのの大木だが、根元と上部の枝が接合された奇樹で「縁結びの神が宿る」と伝えられているそうだ。

    

 この木に触ると縁が結ばれると地元の人たちにあがめられており、最近もこの樹の前で結婚式も行われているとのこと。また、縁桂は平成12年林野庁の森の巨人たち百選に指定されている。

            

 帰ってから大事なことに気が付いた。シャッターを押すのに夢中になり、つい「縁桂」に触ってくるのを忘れていた。まあ、いいか。秋の紅葉の頃にもう一度、行ってみよう。

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