3月29日(日)から4泊5日の山陰・山陽の旅も後半戦...。スッキリした天気にはならなかったが、雨にも当たらず、サクラもほどほどに咲く誇り、まずまずの旅を楽しんでいる。今日から瀬戸内を東に向けてバスは走る....。
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広大な草原に石灰岩が点在する秋吉台のカルスト台地。何故、こんな姿に....、数億年前の珊瑚礁が石灰岩になり、地殻変動でこの大地ができたとのこと。地底には石灰岩が雨水に浸食されて出来た鍾乳洞の秋芳洞がある....、納得。それにしても白い岩石が林立する風景は幻想的でもある。
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その秋吉台の地底に広がる鍾乳洞・秋芳洞。長さ約1kmのコースをガイドさんは「通常の出口から入ります。その方が、下り専門でお年寄り向けのコースです。」と案内してくれる。「黄金柱」は、流れ落ちる石灰成分が固まってできた高さ15mの石柱。また、「百枚皿」は、地下水の石灰成分が沈積してできた段丘。(案内板から)
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ガイドさんの話によると、秋芳洞(あきよしどう)は、以前は秋芳洞(しゅうほうどう)とも呼ばれていたが、山口国体で昭和天皇が訪れた際に「これが秋芳洞(あきよしどう)かあ...。」と洞窟の入口を見ていわれてから、秋芳洞(あきよしどう)に統一されたそうだ....、本当かなあ....。
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城下町として栄えた岩国の錦川に架かる「錦帯橋」。山の上に立つお城と城下町を結ぶ橋として架けられたが、洪水で何度が流されたため、洪水に耐えられる橋をということから、今の形ができたという。日本三名橋にあげられる木造五連橋で、姿形や構造などから芸術品ともいわれている。
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川沿いのサクラが満開で、お花見客で大賑わい。サクラに錦帯橋もピッタリで、こぼれ落ちそうな花びらの下で大勢の観光客が弁当を広げている.....。我々も、時間がないということから名物の「岩国寿司」をバスに持ち込んでの昼食、岩国の味を堪能させてもらった。
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バスは広島県に入り、その昔から神の島として崇められた「安芸の宮島」へ...。宮島口からフェリーで10分ほどで宮島へ到着、早速、鹿の出迎えで観光客の先を歩き出し愛嬌を振りまいてくれる。鹿は厳島神社の神の使いとしてされているが、観光客の土産袋やパンフレット、挙げ句の果てにはビニールなどを食べ消化不良を起こしているものもいるそうだ。
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海に浮かぶ社殿と大鳥居で知られる厳島神社、平安時代に平清盛が造られ、満潮時に海に浮かぶ朱色に輝く社殿は竜宮城のようだといわれ、1996年には世界遺産にも登録されている。
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宮島のシンボル海中の大鳥居。高さ約16m、棟の長さ24m、総重量は約60tで、主柱は楠の自然木を使っている。楠は、比重が重いことと、腐りにくく、虫に強いからでだそうで、何より驚いたのは、根元は海中に置かれているだけで、自重で立っているだけとのこと。ガイドさんから「干潮の時は、大鳥居の根元まで歩いていけ、迫力満点の写真が撮れるのに...、残念ですね。」だって....。
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それにしても観光客の多さに驚く。この島の人口は約1800人で、年間の観光客は約300万人とのこと、どうりで....。
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最後の見学地は岡山県の「倉敷」。倉敷は江戸時代幕府の天領として栄えた商人の町で、その面影を残しているのが倉敷美観地区....。ホテルがこの美観地区の側にあったこともあり、夕食前、食事後、翌日早朝と何度か足を運んだ。
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白壁の屋敷や伝統的な建造物が残る街並みは、当時の情緒を醸しだし散策をしながらゆったりした時間を過ごすことができる。
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その町並みを流れる倉敷川では「くらしき川舟流し」ができる。倉敷川から眺める白壁の街並みは....、ちょうどサクラも見頃を迎え、風情ある遊びとしてなくてはならないものになんだそうだ....、確かに。
いよいよ旅も終わりを告げ、帰路につく。4泊5日も当初は少し長いかな?と、思っていたが、そんなこと微塵も感じなかった。全行程のバスの走行距離は1,460km、通過した府県は大阪府、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県、広島県、岡山県と8府県にも及ぶ。特に、鳥取県と島根県は初めての訪問で、これで47都道府県制覇した。アマチュア無線で言えば全都道府県と交信して得るアワードWAJA(Worked All Japan prefectures Award)の完成だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/42/16464af7e0d05fd1d7f1a9f469aadf7f.jpg)
今回のツアーは「充実ホテルと郷土料理が満載!」が売りで、確かに山陰の名湯に浸り、豪華な料理で大満足であった。ただちょっと気になることは、日本海の山海の幸をこれでもかと言わんばかりに運ばれてくる。食べる方はどう見ても高齢者で大食漢という人は少なく、半分以上も残す方もいた。最後の倉敷のホテルの夕食は、これまでと比べるとビックリするほど量は少なかったが、お洒落で美味しく、意外に満足感も与えてくれた。年寄りにはこれで十分なんだよね....。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/4f/94e42fb82d7a3fac3f6a7bef99a390a1.jpg)
ところで、ゲットした土産は....、宮島銘菓の「もみじ饅頭」、宮津で「雲丹のり」、玉造温泉では「ゆずジャム」、萩温泉では山口名産の「夏みかんのマーマレード」、ただ瓶ものは重くて少し大変...、次回は軽いものにしようっと....。
天気は前半雨の心配をしながらの見学だったが、後半は青空に満開のサクラとまずまずだったことが何よりで、それにもまして、若い女性の添乗員の多恵ちゃんの気配りとガイドの井上さんの物知りに加えきめ細かな案内には敬服、多分参加した皆さんも同じように感じたことだと思う。ツアー料金が少し高かったせいもあってか、ホテルも温泉も一流で、料理はこれでもかと並べられ、春満載の山陰・山陽5日間の旅は大満足だった....。
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広大な草原に石灰岩が点在する秋吉台のカルスト台地。何故、こんな姿に....、数億年前の珊瑚礁が石灰岩になり、地殻変動でこの大地ができたとのこと。地底には石灰岩が雨水に浸食されて出来た鍾乳洞の秋芳洞がある....、納得。それにしても白い岩石が林立する風景は幻想的でもある。
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その秋吉台の地底に広がる鍾乳洞・秋芳洞。長さ約1kmのコースをガイドさんは「通常の出口から入ります。その方が、下り専門でお年寄り向けのコースです。」と案内してくれる。「黄金柱」は、流れ落ちる石灰成分が固まってできた高さ15mの石柱。また、「百枚皿」は、地下水の石灰成分が沈積してできた段丘。(案内板から)
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ガイドさんの話によると、秋芳洞(あきよしどう)は、以前は秋芳洞(しゅうほうどう)とも呼ばれていたが、山口国体で昭和天皇が訪れた際に「これが秋芳洞(あきよしどう)かあ...。」と洞窟の入口を見ていわれてから、秋芳洞(あきよしどう)に統一されたそうだ....、本当かなあ....。
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城下町として栄えた岩国の錦川に架かる「錦帯橋」。山の上に立つお城と城下町を結ぶ橋として架けられたが、洪水で何度が流されたため、洪水に耐えられる橋をということから、今の形ができたという。日本三名橋にあげられる木造五連橋で、姿形や構造などから芸術品ともいわれている。
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川沿いのサクラが満開で、お花見客で大賑わい。サクラに錦帯橋もピッタリで、こぼれ落ちそうな花びらの下で大勢の観光客が弁当を広げている.....。我々も、時間がないということから名物の「岩国寿司」をバスに持ち込んでの昼食、岩国の味を堪能させてもらった。
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バスは広島県に入り、その昔から神の島として崇められた「安芸の宮島」へ...。宮島口からフェリーで10分ほどで宮島へ到着、早速、鹿の出迎えで観光客の先を歩き出し愛嬌を振りまいてくれる。鹿は厳島神社の神の使いとしてされているが、観光客の土産袋やパンフレット、挙げ句の果てにはビニールなどを食べ消化不良を起こしているものもいるそうだ。
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海に浮かぶ社殿と大鳥居で知られる厳島神社、平安時代に平清盛が造られ、満潮時に海に浮かぶ朱色に輝く社殿は竜宮城のようだといわれ、1996年には世界遺産にも登録されている。
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宮島のシンボル海中の大鳥居。高さ約16m、棟の長さ24m、総重量は約60tで、主柱は楠の自然木を使っている。楠は、比重が重いことと、腐りにくく、虫に強いからでだそうで、何より驚いたのは、根元は海中に置かれているだけで、自重で立っているだけとのこと。ガイドさんから「干潮の時は、大鳥居の根元まで歩いていけ、迫力満点の写真が撮れるのに...、残念ですね。」だって....。
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それにしても観光客の多さに驚く。この島の人口は約1800人で、年間の観光客は約300万人とのこと、どうりで....。
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最後の見学地は岡山県の「倉敷」。倉敷は江戸時代幕府の天領として栄えた商人の町で、その面影を残しているのが倉敷美観地区....。ホテルがこの美観地区の側にあったこともあり、夕食前、食事後、翌日早朝と何度か足を運んだ。
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白壁の屋敷や伝統的な建造物が残る街並みは、当時の情緒を醸しだし散策をしながらゆったりした時間を過ごすことができる。
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その町並みを流れる倉敷川では「くらしき川舟流し」ができる。倉敷川から眺める白壁の街並みは....、ちょうどサクラも見頃を迎え、風情ある遊びとしてなくてはならないものになんだそうだ....、確かに。
いよいよ旅も終わりを告げ、帰路につく。4泊5日も当初は少し長いかな?と、思っていたが、そんなこと微塵も感じなかった。全行程のバスの走行距離は1,460km、通過した府県は大阪府、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県、広島県、岡山県と8府県にも及ぶ。特に、鳥取県と島根県は初めての訪問で、これで47都道府県制覇した。アマチュア無線で言えば全都道府県と交信して得るアワードWAJA(Worked All Japan prefectures Award)の完成だ。
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今回のツアーは「充実ホテルと郷土料理が満載!」が売りで、確かに山陰の名湯に浸り、豪華な料理で大満足であった。ただちょっと気になることは、日本海の山海の幸をこれでもかと言わんばかりに運ばれてくる。食べる方はどう見ても高齢者で大食漢という人は少なく、半分以上も残す方もいた。最後の倉敷のホテルの夕食は、これまでと比べるとビックリするほど量は少なかったが、お洒落で美味しく、意外に満足感も与えてくれた。年寄りにはこれで十分なんだよね....。
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ところで、ゲットした土産は....、宮島銘菓の「もみじ饅頭」、宮津で「雲丹のり」、玉造温泉では「ゆずジャム」、萩温泉では山口名産の「夏みかんのマーマレード」、ただ瓶ものは重くて少し大変...、次回は軽いものにしようっと....。
天気は前半雨の心配をしながらの見学だったが、後半は青空に満開のサクラとまずまずだったことが何よりで、それにもまして、若い女性の添乗員の多恵ちゃんの気配りとガイドの井上さんの物知りに加えきめ細かな案内には敬服、多分参加した皆さんも同じように感じたことだと思う。ツアー料金が少し高かったせいもあってか、ホテルも温泉も一流で、料理はこれでもかと並べられ、春満載の山陰・山陽5日間の旅は大満足だった....。
山陽・山陰の旅、天気にも恵まれ楽しい旅のようでしたね。ブログのお陰で、一緒に旅をさせてもらいました。