2日目、早朝稚内港フェリーふ頭から礼文島を目指す...。生憎の天気は曇り空、乗船して見えるはずの利尻富士は影も形も見えない。ふ頭に向かうときタクシーの運転手さんは、「北海道は高気圧に覆われてよい天気何だけど稚内は高気圧の縁で雲がよく架かるんでねえ...」と話していたが、納得...。
礼文島へは利尻島経由のフェリーでおよそ3時間だが、心配した揺れもなく1等船室に陣取り快適な船旅...。観光に訪れているツアー客の皆さんもデッキに出て一様に「利尻富士はどっち...」と探している様子だ。礼文島の香深港に近づくと函館港でよく見る白と濃紺のツートンカラーの豪華客船“にっぽん丸”(22,472㌧)が港外に沖止めにされている。
つい先日函館港に入港していたが、今回は新潟港発着の「夏の利尻・礼文クルーズ」で花々を愛でながらトレッキングを楽しむらしい。ただ、天候がイマイチでは...。乗客の皆さんは沖止めされている“にっぽん丸”から通船で上陸...。
礼文島に上陸してレンタカーを借りて島内観光へ...。パッとしない天候には地元の方も「いつもはこうでないんだけどなあ~...」といいながら「この先に利尻富士が見える」、「この時期の海の色は真っ青」、「ここから見る夕陽は最高」と説明してくれるが、観光パンフレットの写真で確認するよりない...。
観光の途中、島の味覚をと漁業協同組合直営の食堂に立ち寄る。もちろん目指すは「ウニ丼」だが、店員さんから「ウニ丼は旨いが、ウニもタップリ入った“海鮮丼”の方がいい」とのアドバイスに、出された海鮮を自分でご飯の上にのっけて...。これを食べただけで利尻島に来た甲斐を感じ、大満足...。
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