JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

函館港開港150周年...、未来に繋がる「夢の箱」

2009-08-16 22:13:05 | 函館港
 函館港開港150周年を迎えた函館の街を盛り上げようと函館港内にある緑の島を会場に「DREAM BOX 150」が8日から開催され、食、音楽、スポーツをテーマに様々なイベントが行われた。「2,3回は顔を出さなくちゃ...。」と思っていたものの、所用に振り回されたり、気が向けば雨だったりで、気が付いたら今日が最終日...。「駐車場が一杯だろうなあ...。」と難癖を付けながらも車を緑の島へ走らせた。

                               

 
 案の定、緑の島の入口は駐車場に入る車で列をなしており、潔く諦めて西ふ頭へ止めることにした。お陰で、自衛鑑や水産庁の練習船などあまり見ることのない艦船をじっくり眺め、西ふ頭から緑の島入口の新島橋までの遊歩道を久し振りに港を眺めながらゆっくりと歩いて向かった。

      

                          
 天気も幸いし、夏休み最後の休日あって子供連れが目立ち、会場は大勢の人でごった返している。金曜日には10万人を越え、土・日曜日の2日間で目標の15万人を目指しているそうだが、この調子なら大丈夫...。

                            
 今日のメーンイベントは午前中に「戸井マグロ解体ショー」があったようだが、午後は「YOSAKOI 道南大会」。参加チームは道南ばかりでなく全道から集まった30組のYOSAKOIソーランチーム。舞台の上や下の観客の前で派手に踊る...。好天に恵まれ観客もハンカチを頭にあげ観ている...。



                           
 なによりも賑わっているのが、シーサイド・ビアガーデンとフードゾーンのレストラン。地元・道南の食材を使ったメニューで楽しめる。また、海のまち「函館」をテーマに水産物の生産から消費までの様子を展示、そして即売...、緑の島限定の通貨「ペロリ」を手に飲んだり食べたり、買ったりと忙しそう...。

                          
 マリーンスポーツエリアではクルーザーヨットやシーサイクル、ディンギー、カヌーなどが体験できるとあって順番待ちの列が出来ている。確かにどれも楽しそうで、乗っている子供の笑顔がいい...。

 
 青森で復元された北前船「みちのく丸」が係留されている。「みちのく丸」は平成17年に当時と同じ様式で造られ、昨年のNHK大河ドラマ「篤姫」のロケにも使われたそうだ。今回は、開港150周年と青函ツインシティ提携20周年を記念し初めて津軽海峡を渡って函館港に入港、期間中一般公開された。全長32m、幅9m、帆柱までの高さが28m、これが日本海を走り回った「千石船」か...、大したもんだ...。

             
 駆け足で一回りの感じだったが、結構楽しめたし、会場に足を運んでいた市民も楽しんでいた。。よく同じ開港150周年の横浜と比較されての話を聞くが、大きければいいとか、金を掛ければいいということでなく、こぢんまりでも市民が一体となってお祭り気分が味わえる雰囲気のイベントで十分だと思う。開港150周年...、次は開港200周年...、期待はしたいけど、ちょっと無理だよなあ...。
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