JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

「恵山」に初登頂です

2007-10-07 22:54:57 | 山登り


 これまで何度も恵山には行ったことはあるが、山頂まではまだ登っていないとの話から、それではということで出かけることにした。標高618mといっても300m近くまで車で行けるということもあり、昨日の横津岳や函館山程度のハイキングコースと気軽に考え登り始めた。

  

 幸い好天に恵まれ、いざ出発。看板を頼りに「権現堂コース」へ入る。登山道は雨で流された火山岩がゴロゴロしている道をジグザグと登る。非常に歩きづらく、また、途中は登山道というより階段を登るという感じだ。そして、巨岩・奇岩が目立つようになり、噴気孔からでる噴煙の風下を通過すると強烈な硫黄臭がしてくる。これは少し話が違うぞ....、しかし、ここまで来ると引き返すことも出来ない。

         

 それでも途中に「エゾオヤマリンドウ」の花を見つけホッとすることもあった。恵山は、低標高にもかかわらず多様な高山植物が生育している。5月下旬頃から南東側斜面がツツジに覆われ山肌が赤く見える。登山道にも勿論花は終わったが多くの高山植物や様々な樹木を見ることが出来る。

  

 黙々と歩き続けて約1時間半、やっと山頂に到着、少し霞んでいるものの津軽海峡から噴火湾が一望でき、対岸の青森県下北半島も目の前にある。恵山は、駒ヶ岳と並ぶ活火山である。最近では1874年(明治7年)に水蒸気爆発が起こっており、現在も噴気活動が活発とのことだが、出来れば静かにしていてほしいものだ。

  

 山頂にある「恵山権現神社」に手を合わせ、一息ついて、下山することにした。下山途中、椴法華地区にある恵山灯台、国民宿舎「恵風」も真下に見える。
 「ちょっとハイキングがてらに!」が、往復2時間半強の登山となった。しかし、これまでの「恵山に行ってきた。」ではなく、「恵山に登ってきた。」という満足感に浸れる一日になった。



 おまけ。恵山・女那川河口近くの海岸でサーフィンを楽しんでいる若者達を発見、すかさずカメラを向けた。準備中の方に声をかけると気さくに答えてくれた。「ここは初心者向きで、本格派は椴法華かな。」とのこと、波に乗れるタイミングをどう見つけるかが鍵だそうだ。「やり始めたら、やめられないよ。」とボードを手に海に飛び込んでいった。

  

 そこで、野次馬根性を出し、本格派の集まるという椴法華海岸に車を走らせた。さすがに波の高さが違う。2~3mはあるだろう波の中を海岸目指しボードに乗ってくる、気持ちよさそうに.....。あれじゃ、やめられないだろうなあ.......。

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