古い家並みを再現した江差町の「いにしえ街道」沿いにある商店を中心に雛飾りを展示する「江差・北前のひな語り」が開催されている...。まだ見たことがないという知人を案内して江差町へ車を走らせた。幸い天気は「快晴」とこの時期雪に悩まされる国道227号中山峠も雪も少なく、穴の開いた車道の補修も始められ、最高のドライブ日和...。
江差町役場に立ち寄ると、役場の1階ロビーに飾られている6組の豪華な7段飾りの雛人形にまず魅了される...。雛人形の前に「江差・北前のひな語り」のイベントを知らせるパンフレットが置かれており、「いにしえ街道沿いの民家や商店、施設の玄関先に雛人形を展示し、見学に訪れた方々にとの交流を楽しむ...」ことなどを目的に始められ、今年は5回目を数えるという...。
早速、マップを手にいにしえ街道へ...。“雛飾り”は、「北前のひな語り」ポスターと赤いの小旗の目印があるいにしえ街道を中心に町内65カ所に雛人形約180組が飾られ、商店のショーウインドーには朱色の毛氈を敷き詰めた見た目にも豪華な段飾り、どれも歴史が感じられるものばかりだ...。
拠点会場の町会所会館...。平日とあって無人の会館の入り口を開けると大小30組ほどの雛飾りが並べられ、人形の目が一斉に向けられているような錯覚に陥るほどの迫力も感じられる...。
もう一つは「壱番蔵」...。ここは古い土蔵を改修した施設で、観光客の休憩施設として利用されている建物で、高さ6mほど、幅10mほどの中に約20組の雛飾りが天井まで届きそうな豪華な飾り付け...。
折角だからと、雛飾りの前でコーヒーとケーキをいただきながら一日遅れの“ひな祭り”を楽しんだ...。それにしても展示されている数に驚かされるが、町民の方が古くから保存されていたものや、道内や遠くは愛知県などの家庭で大切に保管されていたものを譲り受けたものもあるという。
2つの会場を見学させてもらい、昼食はかもめ島を見下ろせる高台にあるレストランへ案内...。入り口にはやはり雛人形が飾られ“ひな祭り”の雰囲気を醸し出してくれる。早速、メニューを見ながら「今日のお勧めは?」と訪ねると、「ふわふわ卵で包んだオムライスと、海老フライかハンバーグで如何でしょう...」と応えてくれる。いずれも量がありそうだが、「量の少なめなハンバーグで...」とオーダー...。
運ばれてきた「オムライスハンバーグ」...。係の方がいわれるようにふわふわ卵で包まれたオムライスはとろける旨さが、上ノ国産フルーツポークの使ったハンバーグは熱々でふーふーしながら口に運ぶ...。ソースも相性良く、気が付けば完食...。良い“ひな祭り”だった...。
ところで、役場に立ち寄った後、間もなく奥尻航路のフェリーが到着すると聞き港に向かう...。ドックに上架し塗装した後とのことで船体は白く輝き、港内で回転させ着岸させる...。
着岸後、船尾からトラックを中心に10数台の車がされ、その後降りてきた乗客の中に奥尻島のアマチュア無線仲間の一人が...。彼は「memさん、何でこんな所に?...」と驚いた様子だったが、「迎えに来たんだよ...」と冗談で交わしたもののやっぱり驚いた...。
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フェリーを眺めながら、きなんぼさんの話をしていたんです。そこに現れたので、ちょっと驚きました。
暖かくなったら奥尻に行ってみたいですね。