今日はうれしい ひな祭り ♪～♪

　今日は、知人にホテルのランチに誘われた。最近、昼食は外食とちょっと贅沢な感じをしているが、しかし、どこでも手頃な値段で美味しいものを食べさせてくれるので、それほど贅沢感はなくなった。と、いう今回はホテルのレストランに向かったが、そのホテルのロビーに「雛人形」が飾られていた。そうか、今日は「ひな祭り」だ。


　「ひな祭り」ということもあってか、多くのホテル利用者の方も眺めていたが、この雛人形は歴史あるもののようだ。この人形の案内板には「ここに展示してある雛人形は、1927年（昭和2年）に昭和天皇のご即位を記念して、京都の雛人形師が作った、大変珍しいものです。」とある。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　雛人形をこれまでじっくり見ることもなかったが、その言葉につられよく見るとお内裏様とおひな様の表情に憂いが感じられ、また、大切にされたのだろう、その保存の良さに感心し見入ってしまった。お内裏様は一般的には向かって左と思っていたが、この飾りは右側にいる。聞いてみると、地域によって違いがあるそうだ。

　　　
　そして、「男雛と女雛の間には高御座（たかみくら）があり、昭和天皇をかたどった木彫りの像が座っています。」（案内板）とある。また、「81年の年月を経ても色褪せることなく、昭和から平成への激動の時代の移り変わりを見守ってきたお雛様です。」（案内板）という、まさしくその通り。今日はひな祭りにちなみ、素晴らしいものを見せてもらった。

　「ひな祭り」は、平安時代の宮中では流し雛の様な人形（ひとがた）流しが、やがて、女の子の健やかな成長を願い，邪気を払う日本古式の節句としての祝いの日と変化してきたとのこと。ひな祭りが終わったら雛人形は片づけられるわけだが、昔からよく「早く片付けないと婚期が遅れる。」なんて言い伝えもあるようで、片づけは早めにした方が良さそうだ。



　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ところで、ランチはいつもの「日替わりランチ」から、今日はひな祭りにあやかって「洋食スペシャルランチ」、知人は「中華スペシャルランチ」と張り込んだ。ちょっと贅沢かな．．．．、「イヤイヤ、今日はひな祭りのお祝いだ。」