五稜郭タワー“ブルー”でライトアップ．．．世界自閉症啓発デー

　最高気温は１２℃と平年を大きく上回り、函館は春本番を思わせる。庭の植木の冬囲いはどうにか取り外したものの、車のタイヤ交換が待っている．．．。早いうちから「まだまだ安心できない．．．。」と言い聞かせてきたが、ここまで来ると「何を怠けているの!!．．．」と声もかかる。そろそろ重い腰を上げないと車も可愛そうだ．．．。

　　　　
　今日、４月２日は国連で定めた「世界自閉症啓発デー」で、今日から８日までを発達障害啓発週間として全国各地でシンポジウムや音楽祭、絵画展が開催され、東京タワーや通天閣などのランドマークにシンボルカラーの“ブルー”に点灯する等の活動が行われているそうだ。函館でも美術館前で五稜郭タワーを“ブルー”でライトアップをする点灯式が行われた．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　点灯式には大勢の市民や関係者が集まり、当事者が「私も自閉症．．．。見た目には分からないかもしれないが、コミュニケーションが苦手で、社会に馴染めない悩みを持っている」と地域にサポートを望むメッセージを読み上げ、午後６時３０分ペンライトを手にカウントダウンで五稜郭タワーがシンボルカラーの“ブルー”に染まり輝く．．．。

　　　　　
　「自閉症」について話しはよく聞くが、今回当事者の話を聞いてみると文章や絵を書くのが上手だったり、音楽が得意という反面、理解の仕方が独特だったりするのだそうだ。しかし、人間それぞれ長所と短所があるわけだから、そこを理解しあいながら誰もが幸せに暮らすことの出来る社会の実現に、みんなで協力出来れば．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　
　そんな願いを込めながら、“ブルー”に染まる五稜郭タワーを、四方から眺めカメラに収めてきた．．．。


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