昨夜の強い風も治まり、天気予報通り日の出が見られそうと大沼公園に車を走らせた...。函館の日の出は午前6時46分、大沼は15分ほどの遅れぐらいかな?と勝手に決めつけ大沼と小沼の間にある月見橋で待つがなかなか太陽が顔を出さない。そうか、太陽は南に周り横津岳の山頂付近から7時過ぎに出てくる...。この時間になると太陽は赤から白に変わっている...。
太陽が姿を現したのがなんと7時25分...。早朝の大沼は静けさに包まれているが、明るさを増すに従って越冬のために集まってきた水鳥たちの声が響き賑やかになる...。特に冬の使者“オオハクチョウ”は一段と甲高い声で泣き叫ぶ...。
“オオハクチョウ”は、大沼のあちこちに10~20羽ほどの群れをなし、長旅の疲れを癒すかのように羽を休めている。中には灰色の毛をした幼鳥もおり親鳥に寄り添って水中に顔を着け餌を啄んでいる...。
ところが、気がつくと群れが銚子口の方向に集まりだし、200羽を超える大きな群れに変わった...。と、「グウア、グウア...」と大きな鳴き声ととも一つの群れが飛び立ち、大沼の上空を一回りして南の方向に姿を消す...。と、また一つの群れが飛び立つ...。
ファインダーを覗きながら、「大沼を忘れるなよう~...」と大きな声を出し、手を振り見送った...。20分ほどに間に、あの大きな群れは30羽ほどになってしまった。新潟や福島、宮城などで「ハクチョウが鳥インフルエンザに感染...」との報道を目にした。彼らの行く先は大丈夫なんだろうか、ちょっと気になる...。
ところで、今朝の大沼...。風もなく鏡のような湖面に映り込む朝日を浴びた駒ヶ岳、何度も見た景色だが今日見る景色も最高...。“オオハクチョウ”と駒ヶ岳、やはり早起きは三文の...、かも知れない。
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