今日の昼前、探検船“シルバー・ディスカバラー”が西ふ頭に入港した。函館港には6月に次いで、今年二度目の寄港となるが、その6月は「大雨警報」が発令する中での入港で忘れられない客船になっていた...。
ところが、今日も雨は降っていないものの少し強い南東の風が吹き付け、低い雲が垂れ込める生憎の天気で、お目当ての函館山からの夜景は厳しいかも知れない...。今回の“シルバー・ディスカバラー”は、昨日小樽港を出港しての函館寄港で、この後、青森、秋田、金沢、境港から韓国・浦項などを経由の後、下関、広島、岡山そして最終神戸港へと、100人の乗客が12日間のクルージングを楽しんでいる...。
“シルバー・ディスカバラー”は「探検船」とも呼ばれる小型のクルーズ客船で全長約102m、5,218㌧と津軽海峡を走るフェリーと遜色ない大きさで、次々と寄港する大型客船に慣れてしまい「これで外洋走れるの?...」と心配してしまう...。
“シルバー・ディスカバラー”は平成元年(1989)に日本で作られ、「おせあにっくぐれいす」の名前で運行しており、日本が誇るブティッククラスの高級クルーズ客船で当時何度か函館港にも寄港していた...。小型の船体を生かし、通常のクルーズでは行きにくい秘境をめぐる「探検船」として、また、小型船ながらもゆったりとした居住空間で優雅なクルーズが楽しめると人気が高いという...。
出港は午後11時...。乗客の皆さんは短い時間函館観光を楽しまれたと思うが、台風12号が九州から北上してくるという情報もある。小さな船体で台風に向かう、大丈夫かなあ...。“シルバー・ディスカバラー”の安航を祈るのみ...。
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