開通直前の函館新外環状道路を“ウォーキング”．．．

　昨日までは、トワイライトエクスプレスや北斗星の「ブルートレイン」が最後の運行に鉄道マニアがカメラを手にフィバーを起こし、今日は長野－金沢間の北陸新幹線の開業で沿線の各駅は大いに盛り上がっていたようだ。来年の今頃、函館は北海道新幹線の開業にそれ以上の盛り上がりを期待したいもの．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　函館では北海道新幹線に先駆けて函館新外環状道路（函館空港道路）・函館ＩＣ－函館空港ＩＣ１０ｋｍのうち、函館ＩＣ－赤川ＩＣ間の２.４kmが今日午後開通した．．．。開通を前に徒歩で歩き新しい道路を実感できる最初で最後のチャンスと開通記念の直前“ウォーキング”が行われ参加してきた．．．。

　　　

　　　　　　　　　　　　
　午前11時40分、青空の広がる天気に恵まれた赤川ＩＣに事前に申込みをした市民約３００人が、函館ＩＣを目指して出発．．．。真っ白な白線の引かれた真新しい道路を、函館の市街地や函館湾、津軽海峡を眺めながらゆっくりと進む．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　途中、開通式の後の通り始め式を終えた関係者の車とすれ違う際には、参加した皆さんは手にした小旗を振り開通を祝う．．．。車に乗る関係者の方々も手を振って応えている．．．。

　　　　
　およそ４０分ほどで函館ＩＣに．．．。ゴールには函館や七飯町のユルキャラが出迎え、開通式でつきあげられたという紅白の餅で作られたお汁粉が振る舞われ、冷えた身体を温めてくれる．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　この函館新外環状道路．．．、函館空港へのアクセスや市街地の渋滞緩和を目的に平成１３年度に着手。出来れば北海道新幹線の開業に合わせて函館空港まで繋がれば陸と空の交通体系が出来たのに．．．。この先、函館空港までの開通予定は？．．．、聞くと用地買収は順調に進められているそうだが、見晴公園の下にトンネルを作る工事もあって開通の時期は未定だそうだ。我々の世代は、多分空港までは走れそうもないようだ．．．。

　
　ところで、夜、市内のレストランで「校友会（同窓会）函館支部」の総会・懇親会に出席した。以前は４，５０人は集まっていたが、今年は２０人を切り少し寂しい総会．．．。「その昔は湯川温泉のホテルに１００人ほど集まり、遅れていくと席がなかったんだけどなあ．．．」と懐かしんでいる会員もいたが、残念ながら最近は若い会員が増えず毎年確実に１歳平均年齢が増えていく同窓会となって、幹事もこれまでの組織拡充から組織の維持に力を注ぐと決意を表明．．．、それでも旧交を温め遅くまで、楽しい酒を飲み交わした．．．。


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