初夏の色と香りの競演．．．

　好天が続く．．．、函館の最高気温は連日平年を３～４℃上回わり、我が家の西日の差す部屋は30℃を越え居たたまれずついに扇風機も登場．．．、季節はまさに初夏．．．。この天気春先の農作業の遅れを一気に取り返したとのことだが、農家の方もそろそろ恵みの雨を望んでいるかも．．．。

　　
　この天気で五稜郭公園のツツジとフジも満開になったのでは．．．、と夕食後ウォーキングを兼ねて見物に．．．。壕の周りにあるツツジや、公園内に向かう二の橋を越えたところにあるフジ棚のフジは既に満開の花を咲かせている。例年より１週間ほど遅れての開花だったが、初夏の花と香りを一緒に楽しむことが出来る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　フジ棚は長さが約30mほどあり、フジ棚の下を歩くと仄かに甘い香りが漂い、訪れた観光客もこの香りに一瞬上を見上げる。頭上から流れ落ちるような紫と白色の花が風に揺れ見事な光景を醸し出している。このフジ棚は一時移転計画が持ち上がったが、80年以上も前に植えられたという歴史経過もあり、昨年現在地での保存されることが決定された。

　　
　ツツジも公園入口左右の土塁斜面一面に咲き揃い満開を迎えている。多くの観光客も「凄い!!．．．」を連発しながらツツジをバックに記念撮影．．．。五稜郭公園には白や薄紫のリュウキュウツツジ、深紅のキリシマツツジなど色とりどりのツツジがある。まだまだ楽しむことが出来そうだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　復元中の「箱館奉行所」も土塁の上にあるツツジに囲まれ得意げだ．．．。こう見ると奉行所はサクラの花も良いが、ツツジも負けていない．．．。オープンまで１ヶ月余り．．．。

　ところで、ワールドカップ南アフリカ大会が始まった。中継で見てもしょうがない．．．、と思っていたが、これが見だすと途中で止められず寝不足気味になっている。さすがにワールドカップの試合、Ｊリーグもたまに中継を見るが全くスピードが違う。面白くはまりそう．．．。いよいよ今晩「岡田ジャパン」が登場する。下馬評ではかなり厳しいようだが、国内を揺るがすような試合を見せて欲しい、ガンバレニッポン．．．。