JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

秋のローカル線を...

2009-10-23 23:04:38 | 江差町・上ノ国町
 振替休日の今日、厚沢部町の道の駅・あっさぶの裏手にあるレクの森(土橋自然観察教育林)へ紅葉見学に...。レクの森には一周約6kmの遊歩道があるが、前回北側半分を歩いたが、南半分が残っていたこともあり今回の訪問となった。

                
 厚沢部町へは木古内町から上ノ国町経由で車を走らせた。何故?...、峠の紅葉を期待しての走りだったが、少し遅かったかもしれない。しかし、江差線を走るジーゼルカーが紅葉をバックに鉄橋の上を通るタイミングに遭遇...、まさに“秋のローカル線”...。
 この江差線は、五稜郭-江差間約80kmで昭和11年(1936)年に全線開通、以前は急行列車「えさし」も走っていたが、現在はワンマンカーで1日6往復。北海道新幹線が開業すると江差線はJRから分離されることになっているが、利用者の少ない木古内-江差間はバスに転換されるのかなあ...、そうなると秋のローカル線を走る電車も見られなくなりそうだ。

  
 ところでレクの森...、上ノ国までは空一面の青空だったが天気予報通り黒い雲がでて、レクの森駐車場に入る頃は日差しはなくなっている。駐車場は平日とあって1台もなく、森の中を歩いている人はいなそう...。入口にヒグマの出没状況を知らせる看板を見て、こんな所にクマはいるわけはないと思いながらも車に戻り「熊除け鈴」を持参...。

                         
 レクの森の遊歩道は“遊歩にふさわしい地域”として平成14年「遊歩百選」に選定されている。全国の市町村から推薦を受け、一般投票の結果を尊重しながら選定されたもので、選定に当たっては「健康・環境・観光〈3K〉をキーワードに、将来にわたって長く、広く国民に楽しく利用していただくように」という願いが込められているとのこと。(案内板から)

 
 森の中は日差しに遮られ少し薄暗い...、いないと思っても「熊除けの鈴」は心強い。と、笛の音...、森を管理する職員の方が樹木に「保安林」の標識を付ける作業をしていたが、やはり「クマはここまでは降りてきませんよ...、でも念のために笛で知らせているんです。」...。

                     
 突然、雷鳴が聞こえる...、「やばい雨かも、引き返そう...。」と結局予定の半分で駐車場に引き返す。ところが駐車場に着いたとたん雨が本降りに...、標識を付ける作業をしていた職員の方は大丈夫だろうか...。先日の黒松内のブナ林や神仙沼の教訓を忘れ雨具の用意をしていなかったが、どんなときにもやっぱり雨具を持たなきゃだめだ...。

 
 昼食は厚沢部の町はずれにある茅葺きの蕎麦屋さんへ...。知人からも勧められ、何度も店の前を通っていたが入るのは初めて...。築100年の茅葺き屋根の民家を改装し、10年前からソバ屋として営業をしているそうだが、土間や囲炉裏、古いタンスなど歴史を感じさせてくれる。

 蕎麦は「鴨せいろそば」を注文。手打ちの二八蕎麦で、こしがあり風味も満点...、ちょうど昼時間とあって満席。ここは遠くから食べに来るほどの人気のそば屋さん、時間をずらしてゆったり気分で食べるのが良いのかも...。
コメント
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