JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

韓国ハムを招き、渡島檜山支部大会を開催

2007-09-04 23:02:44 | アマチュア無線
 JARL北海道地方本部が交流を進めている韓国アマチュア無線連盟 釜山支部の皆さんを招き、渡島檜山支部大会で交流を図ろうと支部役員会に提案して、ほぼ1年。いよいよその日が来た。
 提案しては見たものの、本当に来るのだろうか、飛行機が飛ばなかったらどうなるのだろうか、十分なもてなしは出来るのだろうか、交流の集いに皆さん参加してくれるのだろうか......、等々心配の日々が続いたが、HL5BPW 金支部長以下3名の皆さんは9月1日、新千歳経由で函館に到着。

   

 5月に韓国・釜山で会って顔なじみの皆さんだが、函館での再会は、また新鮮な気持ちにさせてくれる。早速この日は「韓国ハム 青函ハム 交流の集い」を市内のホテルで開催。来賓に函館市長、函館日韓友好親善協会長を迎え、また、JARLから海江田専務をはじめ原北海道地方本部長、山之内東北地方本部長、加藤理事、道内の三井支部長、原田支部長、奥支部長、そして青森県支部からの佐藤支部長以下10名を含め120名が参加。100名を超えないとリスクを背負うことになるなどの心配も無用だった。これも幹事皆さんの努力の成果で、幹事に感謝、そして、集いは賑やかに楽しく進められ、韓国ハムの皆さんも疲れを見せず2次会、3次会へと足を運んでくれた。

   

 翌日は「第34回JARL渡島檜山支部大会」を七飯町・七飯文化センターで開催。大会には地元の七飯町長をはじめとする来賓のほか、管内各地からの参加者は160名を超え配付する資料を不足する失態を昨年に引き続き招いてしまった。大会のテーマは「アマチュアは 国際的であること。」とし、国際親善にいささかでも寄与することを目指したが、韓国ハムの皆さんは友好的に支部会員との交流を図り、支部会員もその趣旨を十分に理解してくれたものと思う。また、道内各地から参加してくれた各支部長からも渡島檜山支部の団結力に感心しきりであったが、確かにこの日の幹事皆さんの動きには敬意を表したい。



 参加者皆さんでの、記念撮影。これも今までなく纏まりよく収まり、数こそかなわないがJARL総会にも負けない写真で、一生の宝にしたい1枚だ。

 函館最終日は、激しい雨の中韓国ハムの皆さんを車窓から市内観光に案内。写真を趣味としている金 支部長は「函館の街は、被写体が沢山ある。見晴公園の紅葉が素晴らしいと昨日市長さんに聞いた。是非もう一度、紅葉の時期に訪ねたい。」と雨をうらやみながら、函館を離れた。

      

 この日は、苫小牧泊まり。突然の日程にもかかわらず、奥 胆振日高支部長の配慮で「おもてなしの宴」が苫小牧市内の居酒屋で開催して頂いた。韓国ハムの皆さんは口をそろえて「北海道の食べ物は、全部美味しいよ。」と、絶賛。

 そして、「渡島檜山支部の皆さんには、大変な歓迎を受け、一生忘れることは出来ないし、心から感謝したい。是非、来年は釜山でお会いしたい。」との言葉を残し、9月4日、新千歳空港から釜山への帰国の途についた。

 アマチュア無線の仲間とはいえ、初めての海外からの招聘で戸惑いながら、そして手探りの状態で始めた事業。一つ一つには不満や不適切なところもあったと思うが、金支部長以下韓国の皆さんは気さくな方だったこと、また、支部幹事皆さんの献身的な努力で交流の集いも渡島檜山支部大会も成功に導くことが出来た。この間、函館市企画部国際課や函館日韓友好親善協会の皆さんに多くのご助言をいただいたこと、心から感謝したい。
コメント (4)
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