上越市 さっぽろ(ラーメン本229)
そんな訳で、早めに釣りをあきらめて、ラーメン探索隊?に変更です。
ラーメン本を見て、「とりこつ」と「麺」に期待して行ってみました。
「とりこつ醤油チャーシューメン」をお願いしてみました。
本で見た感じだと白っぽくて、クリーミーでコラーゲンチックに見えますが
実際は意外とそれほど?でもないかな。というかもっとエゲツナイ感じのものを
期待してたかもです。確かに濁るまで、凝縮してるスープですが、もっとクリーミーな
ものをイメージしてました。しかし、逆にこのくらいに抑えてた方が多数票が集まるかな?
というのも率直な印象ではあります。麺は多加水な舌ざわりのいい麺です。
これで、もう少し小麦を感じれたらもっとうれしいです。。
チャーシューはバラで味は好みでした。メンマはちょっとヘニョヘニョした感じのもの。
全体に「がんばってる!」感じのするラーメンです。お客さんの入りがそれを
物語ってると思います。なかなか人気店してました。マカナイから発生したメニューがあるやら、
「やってみたら美味しかった」というこの「とりこつ」やら、若い店主さんの
「やる気」が見えて好感が持てるお店でした。ご馳走様でした。。
上越市 味の酒屋 (ラーメン本226)
上越市の8号線沿い、ボヘーと走ってると、「酒屋」しか目に入らず、酒屋だと
思ってしまいます。私だけか!?そんなわけで、本日チャーシュー麺をいただきました。
思っていた以上に(失礼)おいしそうな香り、見た目で登場してくれました。
醤油の口当たりも良く、また炙りチャーシューから出たと思われる脂分でよりいい甘さが
演出されてる感じのスープでした。豚骨の丁寧な処理を感じます。魚介系も控えめながら
いい感じです。麺がかなり好みでした。細めで、喉越しのいい麺です。歯ごたえも、
この麺を一番いかせる茹で加減だと思いました。チャーシューは、メニューによると
豚ロースとの事ですが、丁寧な味付け、処理で好感が持てます。
全体に、丁寧な仕事が成されたなかなかのラーメンでした。
ご馳走様でした。。。
上越市 上海軒
水族館から、ちょっと街側にあるお店。前から行ってみたかったお店です。
あらー。。。思ったより立派なお店。車が停まりまくってます。人気店してます。
中に入ってみると、ラーメン小、中、大、ジャンボとあって、500円、600円、
700円、800円と綺麗?な並び方。ちょっと悩んでチャーシューメンを頼みました。
まぁ、そんな奴なんですけど。。。ホーッ。。。ちょっと厚向きなチャーシューが
5枚乗って登場です。ニボなラーメンです。醤油がいかされた感じで、ちょっと
しょっぱめなのがうれしいです。ニボでピシッとした印象。好感が持てます。
麺は、細めでストレート なんとなく上海?してます。茹で加減は麺がいきる硬さだと
思いました。このスープにこの麺の組み合わせはとてもいい設定だと思いました。
チャーシューの味付けは上品でありながら、肉の質の良さを感じます。
上越の上質なニボなラーメンを堪能できました。ご馳走様でした。。。
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上越市 徳市
名立の、8号線沿い うみてらす名立を過ぎてすぐ左側、24時間営業チックなお店。
夜、通ると派手な照明ですぐ分かります。(笑)
トラック運転手さん御用達のメニューがズラーリ系で楽しくなっちゃいます。
午前1時30分入店。ラーメンをお願いしました。約1年振りくらいかな?
んっ? 随分見た目が変わってる? 昨年の記憶ではどちらかというと、サッパリ系
だったと思うんだけど、現れたのは、「ギョロン」とした脂チックなもの。。
ラード状の膜で覆われてます。けっこう重い側にシフトされたような気がします。
喜ばしい事です。。。(笑) 時間を考えると重いかな?と思いながら食べ始めて
みます。。。口の中で広がるスープの味わいは、見た目よりはくどく無く、意外と
サラッとノドを気持ち良く通過していきます。麺の絡みは前のバージョンより、
明らかに良好になり、全体的にインパクトが強くなったように思えます。
定食モノとかも多くてそちらを頼む方も大勢いらっしゃいますが、なかなか
あなどれない、「名立」の一杯です。ご馳走様でした。。。
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上越市 板倉区 桃の木亭(ラーメン本248)
秘店?として名高い桃の木亭です。
確かにWeb等でよく調べていった方が無難です。
えーっ!?こっちでいいのかな???とオッカナビックリで到着です。
Webでお店の写真を参考にさせてもらってなかったらちょっと?です。
開店時間より5分ほど早く着いたのですがとりあえず1番乗りでした。
「静かなとこだな。。。」とボヘーッとしてると、おばさんがでっかい看板を
ヨッコイショと、ひっくり返して「営業中」になりました。
お店の中は「豪農の館」チックな造り。ぶっとい梁やら高い天井やら、
窓の外の田んぼの景色を見てると「思えば遠くへ来たもんだ。」(だって、遠いもん)
とふと思うのでした。注文の仕方がユニークで、名前と品名を紙に書いて注文をします。
それも一発勝負!追加禁止!です。紙をおばさんの所に持っててお願いします。
焼山というピリカラが”押し”らしいですが、やっぱり普通のチャーシューメンを
頼んでしまいます。しばらく待ってると持ってきて下さいました。
ノリがお盆の上に乗ってたのですがテーブルに置くと同時に、おばさんが
サッと丼の中にノリを入れてくれます。不思議な光景?パリパリ重視?
味は極めてオーソドックスな味で刺激が無いのが刺激的!
ただ、グレードの高さは感じます。麺の香りや、スープのコクなどは
目立ちませんが確かに「美味さ」を押し出してきます。
これがスルスル食える秘密なのかな?今度は、焼山を頼んでみようと思います。
ご馳走様でした。。。
上越市 麺屋 あごすけ(ラ-メン本234)
到着するともはや大行列です。
我慢弱い私ですが、せっかく来たのだからと並びます。
待ってる間、小さいプラコップではありますがお茶を出していただきました。
ありがたい事です。うれしいです。やっとの事でカウンタ-に辿りつきます。
だいたい30分くらい待ったかな?店員さんがキビキビ動いています。
ウ-ン。活気があります。厨房の中で一人だけ服装の違う方がいらっしゃいます。
店主さんかな?ス-プを作る事に専念されてました。
また帰っていくお客さんに”目を向け”「ありがとうございました。」とも。
これは、なかなか気合が入っているお店です。感心します。
さて、お味は。。計算されて作られてるのでしょうが、それが前に出すぎず
魚系と動物系がほどよく口の中で消えていく。とてもバランスのいいセンスを
感じます。麺は、好みでしょうけど、このコクのあるス-プには、もう少し
太くてもいいような気がしましたが、これは個人の好き好き。。。
若い活気のあるラ-メンをいただいて、元気が出るような気になってしまった
ヒゲじぃなのでした。。。ご馳走様でした。。。。
妙高市 杉村屋(ラーメン本255)
Webで、「きたねぇ~っ。。」とか「お化け屋敷」とか、なかなかの
書かれ方をしているお店です。さてさて。。。
おーっ。。。なかなかすばらしい「たたずまい」です。今そこらじゅうに、
昭和レトロ的なお店が氾濫してますが、これは本物です。(だって本物だもの。)
マー日本に居ながらにして、アジアンムードを味わえる。と思えば。。ふふふっ。
厨房もドア越しに見えますが、「あった。あった。昔こんな感じだったよね。」的な。
営業許可書?を見てみると昭和33年とあります。
ん?約50年。半世紀!これはもはや新井の文化遺産!です。。。マジで。
とりあえず、中華をお願いします。
「届け物を持って来ただけなの。」という近所?のおばさんに
水を出していただきました。うーん。。なんともぬるいムード。
「3丁目の・・」の中に迷いこんだような。。。
ボヘーッとしながら厨房を見ていると、店主さんが麺を湯切りし始めました。
湯切りというには、なかなか「ダル」な感じではありますが。。。
そうこうしてると、出てまいりました。中華そば。ホワーンと豚っぽい香りが
します。そそる香りです。チャーシューは本で見たような「ハム?」っぽい感じではなく
ちゃんとチャーシューしてます。スープを飲んでみます。
ダルな湯きりのわりには打ち粉っぽくなく豚骨の風味が口に広がります。
そしてなんといっても麺です。すごいです。バラツキ方。
太いもので杭州よりちょい細め?細いもので三吉屋なみ?
見ていて楽しいです。食べてみると色々な歯ざわり?歯ごたえ?が。
これは、もはや確信犯? んな事は無いか? ないな。
とにかくここだけの一杯ですね。。間違いなく。
今後こういうお店が現れるとは思いませんので、店主さんにはいつまでも
この「ここだけの一杯」を作り続けていただきたいと願いつつ、ご馳走様でした。。。
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糸魚川市能生 あさひ楼(ラーメン本259)
能生の役場の前の道を直進。道が狭くなるところに駐車場。
駐車場の手前、狭い小川?沿いに住宅地側へ。ちょっとドキドキ。
入り口発見!お店に入ろうと向かうと玄関脇の厨房の窓から
「いらっしゃいませ!」の声が。。。ちょっとびっくりしました。
土間?スペースというか、お店らしいスペース(要するにテーブル席です)が
空いてたので着席です。チャーシューメンと決めてたので厨房の所まで行って、
「チャーシューメン」とお願いします。次から次へとお客さんがいらっしゃいます。
そして、奥の間へと入っていかれます。トイレが奥のほうだったので、
ちょっと、探検気分で見てこよーっと。。。おーっ。。。座敷が広がってます。。
それも、お店っぽい座敷の造りではなく、一般家庭的な。。。
昔の「丸市屋 」っぽいというか、あれより普通の家っぽいかな。。。
うーん。なかなかムーディ?です。さて席に戻り、ボヘーッと待ってると、
小さなオカモチが目に入ります。結構な数です。役場が近いからお昼とか、
役場に出前するのかな?などとどうでもいい事を妄想してると、出てきました。
チャーシューメン。うーん、うまそうです。麺が柔らかめという話でしたが。。。
柔らかめでした。でもいいじゃねっ?このくらいでも。
逆に、このくらいボディーの強いスープで、麺が硬めだと、ちょっと後でお腹が
心配になってしまいます。おやじっぱらには。。ハハハ。。。(年寄りですから)
まー好みの問題ですからね。「硬いのが好き」とか「柔らかくて太いのが好き」とか
「イヤラシイワ~ァ!。。。」 ふふふっ。
タマネギが乗ってるのですが(やや大きめの)これがだんだん味が”しょみてきて”
=”しみてきて”いい感じになって行きます。
ツンとした感じと歯ざわりの良さが好みの方は、前半で。。
タマネギの甘味が好みの方は、後半までタマネギを浮かべておくとか。
(しょみてるんじゃなくて、煮えているんじゃねーかとも思います。)そのくらい
アツアツのあぶらの層、有りです。んまいです。。
チャーシュー、メンマともによーくスープに合う味付けです。
また、早く食べに来たくなる一杯でした。
次は、秋アオリのシーズンになってからかな。
「ご馳走様でした。」支払いを済ませ玄関から出て行くと窓から
「ありがとうございましたーっ。」の声。今度は、びっくりせず振り返って
軽く会釈をして「また寄せてもらいまーす。。」
距離はあるけど価値のある一杯を見つけました。
ご馳走様でした。。。。
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