「ふくべ三」と「きり吟」

2011-09-24 08:57:51 | 食べる
広島にも蕎麦屋が増えました。
美味くなってきています。

昨日、段原の「きり吟」に行きました。(高天原から徒歩)
美味しい蕎麦ですね。

ときどき行く横川の「ふくべ三」と比べると
コシが、より強い。
ツユも醤油辛さが強いようです。
バランスとして甘味も。(加減がよい)

当然これらは一体なので、「きり吟」は「きり吟」の味。
作り手の個性でしょう。

「ふくべ三」と甲乙つけがたいようです。

好き嫌いでは私は「ふくべ三」ですが
慣れもありますからそうなので、
味は二店とも「☆みっつです~」

店構えは「きり吟」が今風、
「ふくべ三」は土間まで気持ち良い純和風。

己斐の「はっぴ」も美味い蕎麦ですが店構えが
普通のうどん屋並みなのでザルだけをすするのに
満足感が足りない気がしますね。

食器類は「ふくべ三」がかなり勝ります。


「きり吟」はサービスが下手でした。
なんと、蕎麦湯が出てこない。

信念で蕎麦湯を出さない店もあります。
要求されて初めて出す店もあれば
その日、店を開けて暫くの間だけは供さない処もね。

出ないといっても箸がないのとはワケ違います。

お客さんが多くて忙しくしておられたので
「蕎麦湯は?」と聞くタイミングがありませんでした。

テーブルを立った途端、隣の席に蕎麦湯を出したので
「ははあ、忘れたな」と分かったわけです。

蕎麦湯用に山葵もネギもツユも残しておく主義なので
勿体ないったらありゃしない。

仕事の手順がしっかりできていないのでしょうね。
お店これから大丈夫かな?

蕎麦好きにとっての蕎麦湯が分かっていないかも。
湯じゃん、サービスじゃん・・ってね。


蕎麦にプラス350円を出すと穴子の天麩羅がつく
というサービスをしていました。
20㎝近い天麩羅に天つゆも別で、かなりサービス。

カミサンのを少し貰いましたが柔らかくてまあまあ。
これを頼んでいる客も多そうでしたね。

予め甘い味で下煮をしてあったのかなあ。
不満。

小さくてもよいから穴子の味がするものを出す方が
よろしいと思います。

でもこういうサービスが店を支えるのだろうなあ。

本格的な蕎麦屋で蕎麦湯を忘れるほうが本当は
よくないと、私なんざ思うけど、広島だけがこうか
日本中こうなっちゃったか。

客が悪いんだろうねえ。
(蕎麦屋に限らず)
店が育たないよねえ。


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