どう連立するか

2009-07-10 22:16:47 | 塾あれこれ
選挙が近くなればもちろん書けませんので早めに書く
べきことなのですが案外露骨な話になりそうで・・
(こういうときに文意が不鮮明になり易い)

現代の民主主義政治は政党政治で行われます。
各政党が議会内で占める割合が重要ですね。
たとえ大統領制の国でも議会は大切です。

日本では長らく自民党政権が続き次第に支持率が
下がって近年は公明党との連立になっていることは
皆様ご存知のとおりです。
(小泉の郵政選挙は戦後選挙の流れから言うと
 異常、もしくは画期的なことでした)


図式的に話を進めます。

とある選挙で、
Aという政党が40%B15%C30%その他15%
という結果が出たとき通常はAが中心になり連立を
図ります。
AとCが対立する政策を持っているとABの連立
が出来上がることが多いでしょう。

次の選挙でAB側に厳しい結果が出
A30%B12%C40%その他18%となった場合

するとCがまず連立を有利に図ります。
その他の中からうまく連立できればよいのですが、
その他の中でABの政策とかなり違う政党もありそれらと
手を組むことをさせたくない勢力もあちこち多いはずです。


分りづらいですから、かなり「無理な」たとえ話で。

次回選挙で自民党が負けて民主党が第一党になった時
どこと組むかということです。

社民党共産党では安保など政策が違うものもあるし
自民公明はそれらが政権に入るのを嫌がるでしょう。

自民・民主の大連合をすぐやるわけにもいきません。
民主・公明の連立はどうか?という話が出ます。

しかし公明は国民が今回は否定した側にたっていた
ので、それがまた政権に入ってよいのか?

上記のような話を、選挙後になって政治家同士が
どうとでもいえる理屈をこねて決めていいのか?
とも思うのです。

連立の部分も含めての国民の意思表示が必要です。

ぜひとも各政党の考え方を聞きたいものです。


読むわけはありませんが、政治家が上記を読んだと
しましょうか。

「キミ、選挙はどうなるか分らないものだよ。
 今から連立の予想はできないよ」

と、これまた一見ホントウらしい嘘をつくでしょう。

いまからあらゆる状況を見越して手を打ちつつある
ハズです。
選挙が終わってから動き出すような素朴な党は
ないでしょう。

水面下で様々な連携話が動いていることは確か。
民主・公明だけでもTVを見ていれば妙な動きが
見えているような・・

一人の人間として動くなら、否定された選挙で
また政権に入るのか?と思いますが
政党というものは人間とは違いますからね。


話は飛びますが政治が変わると教育も変わります
から、ね。


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