『トウキョウソナタ』

山田洋次の選んだ映画というので見ました。
『トウキョウソナタ』

久しぶりのオオコケです。
こんなにひどい映画を見たのはいつ以来だろう。

やはり山田センセイの限界ですかねえ。
妙に頭デッカチになりたがる。

○
もちろん私がそう思うだけで「傑作だ！」と
思われる方も大勢いらっしゃるとは思いますが
私の感想は「だから邦画はつまらん」

古い言い方ですが「監督が何を言いたいか分からん」
いちおう推察はして見るのですが
「だったらそうではなくてこうだろう」とツッコミを
いれたくなるのです。

大学生が映画を作っているような感じですね。
現場のスタッフはプロですから、映画研究会の作成する
粗末な出来とは違いますがね。

分からない事を伝えたいとか、微妙な事を表現したいとか
監督がしたかったことが伝わってこないのですね。
俳優さん、ゴクローサマでした。

リストラとか家族崩壊とか、新聞で言い古されたような話を
映画にして、それがどーなの？

ラストに至っては苦笑するしかありませんでしたね。
なんとウスッペライ。

色つきのアルコール飲料であればカクテルになると思ってや
しないかい？

私の２時間を返してくれ！

山田洋次選。
これからは気をつけなくちゃいけないようです。