作句

2018-09-21 07:05:18 | 塾あれこれ
短詩、特に俳句や川柳などはゲージュツとは
云いづらい面があると思います。

もちろん、さっと描いただけのスケッチでも芸術に
なっているものもあります。
俳句などでも同様かもしれません。

が、いかにも簡単すぎますよね。
状況の説明があったほうが生きてきます。

「~にて詠める」としてから
『○○や・・・』

芭蕉などでお馴染みですね。

絵画に名前がつくのとは重さが違います。
~にて詠めるが不可欠の文言であるにくらべ
モナリザはその名前があるから、ないから、という
ことは絵の価値には関係ないでしょう。
名前がなくたって名画です。


句は日記だと思います。
完全に同一であるわけではありませんがね。

日記は記録することに重点があります。
句は記録しておくということより
それを吐くことに目的があるのでしょう。

こんな花が咲いている、とか
あんな方も生きておられる、とか
思いを吐露するのです。

よって単純であることが大切になります。
いじくり回したことは似合いません。
添削などまったく不要です。

日記に添削が必要ですか?
日記添削の先生が必要ですか?
お金もうけとして成り立ちますか?

今の「俳句ブーム」は奇妙なものです。

それでもゲージュツだと言われる方
現代の最先端の俳句をごらんなさい。
私には意味不明の作が並びます。
間違っていると思わざるをえません


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