「ウソ!」と信じてもらえない

2009-04-01 11:00:26 | 塾あれこれ
男には分らない女性の心理ベスト10に
「なぜか新発売品を欲しがる」とありました。

そうかな。
我が家は私が欲しがりカミサンが止めます。

私はサラリーマン時代から金遣いが荒く
貯金等一切ありませんでした。
ボーナスで穴埋めする毎年でしたね。

三十を過ぎ、会社を辞めて塾に就職。
給料は三分の一になりました。
母と同居してなんとか。
情けないですね。

次第に給料は上がりましたが結婚など出来ようハズが
ないと信じておりましたので増えた分は使いました。
どうせ大企業ツトメなどからみればものすごく少額、
貯めてもたかが知れているのです。

四十を過ぎて降ってわいた結婚話
唯一でラストのチャンスと強引にお願いしましたね。

あと、カミサンがあきれた。
「男、四十も過ぎりゃ多少の蓄えはあるでしょう・・」
ってね、貯金ゼロですから。

結婚式は挙げず、お祝いを新婚旅行の費用に充当。
期間だけは長く2週間の国内旅行でしたが
途中、民宿とか、ビジネスホテル、国民宿舎とか・・
新婚旅行である様子を隠しての旅でした。ははは。

真面目に働いたのですがそれから十年もたたないうちに
今度は「リストラ」話です。
気が短いから一番におん出ちゃった。

自宅で塾といっても若干の投資は必要です。
中小企業が加入している退職金制度ではスズメの涙で
生命保険を解約するなどして金を捻出しました。

この時ばかりは大企業勤めがうらやましかった。

そうやって始めた塾のモットーが「教育で金を儲けるな」
でしょ。
カミサンはこの時点で(観念した)ようです。
「こりゃ、アカン」と。


私に言わせると貧乏にも良いことはあります。

無駄遣いが少ないのでエコ。
例えばアホ面さげて外国旅行、なんてありえません。
ないお金は使いようがないのです。

今回バブルがはじけて運用資産が目減りした、なんて
こともありません。
もともとない資産は減りようがありません。

とはいえザマーミロとは思えません。
どんどん不景気が押し寄せますから。


以前書きましたように世界中がハイパーインフレに
なります。5年か10年かのうちに。

貯金の価値が激減し蓄えがある人が大損をします。
この影響も貧乏なら大きくは受けません。
蓄えそのものが小さすぎるのですから。

貰う年金の価値がなくなるのはつらいですけどね。
ソ連崩壊後のロシアの年金生活者のように。

もちろん不景気で一番ひどい目にあうのは貧乏人。
他人の不幸を喜ぶ余裕はないでしょう。

インフレはいけません。

喜ぶのは赤字を抱えた各国の財政当局だけです。

困ったものですが、エイプリル・フールでは
済みそうもない話ですね。


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