尾道、きはら食堂=再訪

2013-05-02 10:42:33 | 食べる
今回はカレーうどん。

前回から2ケ月、再訪が待ち遠しかったですね。
裏切られません。

本当は前回気になっていたエビカレーを
食べてみたかったのです。

カミサンは私が前回気にいった天麩羅饂飩

「小エビのテンプラですが、よろしいですか?」
店の方がヨソモノらしい我々への気遣いをされます。

やはり天麩羅饂飩には大きなエビ天を期待している客が
いらっしゃるのでしょう。
小エビだと「騙された」「田舎じゃん」という反応も
あるのでしょうね。

人間だれしも自分の基準がぜったいと思い込み
それ以外を認める度量がありませんからね。
(私もそうですが、こだわりはバカだとの知識はあります)

以前書いたことがあるかもしれませんが、私のサラリーマン
時代は東京の下町の方は和風に生きておられました。

若者でもナイフとフォークを遣ったことがない、なんて
いう人もけっこうおられましたね。

そんな東京人と出張をしたことがあります。(偏食おぢさん)
広島の小さな食堂で彼が親子丼を頼みました。

近年は汁分のない、卵でとじきった甘ったるい親子丼が
全国に広まっていますが、当時はまだ汁かけ飯にちかい
「親子」が食堂によれば供されることがありました。

くだんの偏食「東京っこ」の驚いたこと。
店員の顔と丼を交互に見やっていましたが、諦めて
まずそうに食い始めました。
半分以上残しちゃった。

東京人(関東人)は横浜っ子に代表されるように
上から目線で生きていますから、こだわりがキツイ。
無意識なので「こだわり」とも気付いていません。

中国人のお年寄りが刺身を食えないのと同じです。

仕方がないことですがそういう人の世界は小さい。

(と書きつつイナゴは食えない私です)


きはら食堂の話でした。

瀬戸内の小エビを、殻ごと揚げるなんて無精はせず
一匹ずつ丁寧に剥いで天麩羅にしてあります。

それゆえエビカレーに期待したのですが、店員さん
「今日はエビがありません。カツカレーでいかがですか」

どうも普通のエビフライを載せたカレーのようですね。
瀬戸内の小エビでカレーをつくれば美味いのに。

で、私が頂いたカレーうどん。

美味かった。

カレー分がたっぷりとしていて、しかも饂飩出汁と合います。


次回は親子丼?定食?カツ?らーめん?カレーライス?・・・


広島では有名な「快食サーチ」のおじさんにも
一種の上から目線があり、備後を下に見ます。
というより文化が分からない、かわいそうにね。

したがって「きはら食堂」の点が低いのですが
このオジサン、けっこう怪しいからね。
味やサービスだけでの点数じゃないみたいで
参考にはなりますが、食べログの投稿と変わらないかな。


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