中国軟化の兆し

2013-06-21 08:15:12 | 塾あれこれ
谷内内閣官房参与が「極秘」で中国に行き
外交交渉をしていた、とテレ朝がスクープ
していました。

たぶん内閣から「極秘」にリークされ
(特ダネ)にしたのでしょう。


習・オバマ会談が行われた時に、アメリカは中国へ
強く日中間の摩擦解消を促したはずです。

尖閣などで偶発事件がおき、万一のエスカレートが
おきることを嫌ったのです。

「脅す」だけが中国政権の目的ですから
一定の宣伝になれば暫くは事態を納めておきたい、
そこへアメリカからの話は(渡りに船)です。

中国経済の不調もあり、今以上に日本が「引く」と
困る事情もあります。

それに、中国がヘタルと米国経済も困る。

ということでオバマ政権が舵を切ったのです。

もちろん一番の影響力は米軍が発揮しています。

(米軍は、家来である日本の協力が必要なのです。
政治家が中国にばかり顔を向けているのは気にいらない)

アメリカは、当然ですが日本へも強くメッセージを
送っています。
「中国とギスギスするな、中国にも言ってやったぞ」とね。

近頃、日本のメディアから尖閣のニュースが減ってる、と
思いませんか?

逆にNHKが日中軍人の会談を大々的に報じたり
多少あれこれがあっても事態を徐々に沈静化させるべく
国民をリードしているのです。

安倍外交の成果ともいえますね。「一応」ですが。
(アベノミクスは近隣諸国とも協力が必要です)


日中間が和らぐと韓国も強者=中国にばかりオベッカを
使うわけにはいきません。
対日姿勢でも軟化を見せるはずです。
それをチェックすれば日中間の有様が推測できるでしょう。

先日、産経新聞が韓国の朝鮮日報だったかの記事を
伝えていました。
例の対馬から盗んで返してこない仏像は偽物だと。

将来日本へ返すときに「ニセ物だ、くれてやる」という
態度が取れるからです。

いつまでも韓国=泥棒国家ではマズイからねえ、
返さなきゃならんが頭は下げたくない。
ニセもの説がよかろう。


それから上記の日中軟化もあります。
対日強硬姿勢ばかりではパク政権もきついのでしょう。


こういう最近の情勢下での、テレ朝「スクープ」でした。
日本政府も芸が細かい官房長官を持ったものです。

ところで日本に得になるばかりの話を米国が進めている
わけではありませんので、念のため。
(世界戦略の一環です)

たとえばTPP
これから日本は高いツケを払わされるのです。


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