歩きながら食べる

2014-09-09 16:40:48 | 塾あれこれ
食べ歩きは好みません。
幼いころきつく躾けられました。
「きちんと座って頂きなさい」

ガムを咬むのも批難されましたね、
歩きながらになりやすい。

「他所で戴いてもその場で食べてはいけません」
とも。

これは、相手が「直ぐ食え」と迫る場合があり
対応が難しいですが、私は、可愛げのないガキのほうを
選んでいました。

「帰って、○さんにこれ貰うた、言うてから食べるね」

ましてや見ず知らずの人に物を貰って
その場で口にするなんて、ありえませんでした。

多くの子がそうだったように記憶しています。
すぐ口にする子は「賤しい」「かつえてる」


讀賣新聞の記事に、金沢では食べ歩きを遠慮するように
という地区がある、と。
効果が表れて町が綺麗になったそうです。
容器などが道や側溝へ捨てられないのです。

日本の町はかくありたいですね。

もっとも、強制ではないので呼びかけを知っていても
食べ歩きをする人もいるそうです。

「誰にも迷惑はかけてない」ですって。

ゴミは持ち帰るのでしょうが、みんなで守ろうという
呼びかけを無視できる神経はかつての日本には
見られることの少ないものでした。

オンリー・ワン教育のおかげかもしれませんね。

もしも歩きタバコの禁が現在から呼びかけられて
いたとしたら・・・
以前のようには、速やかに浸透しなかったでしょう。

身勝手な人が増えているのです。
「迷惑にならないように吸ってる」と嘯いて。


食べ歩きですが、本当に迷惑じゃないのかな?

景色としてとても不快なのは置いておきましょうか。

食べながらものをこぼさないか
食べこぼしは人さまの靴の裏についてあちこち拡散するし。

匂いなどで廻りを不快にさせないか

「ああ、近寄るな、アイスがつく」なんて思わせないか

子供がマネをすると汚くなりやすいし


余計なお世話だけれど、あまり清潔にも思えません。


「人はカンケーねー」という発想だから
いくら白い目で見ても勝ち目はないのですが
観光立国日本としては困りますね。

綺麗だ、安全だ、だから日本に来たのに、という
YOUたちも多いはずですから、裏切りたくは
ありませんね。


無神経で気づかない風をしていますが
気づいていてワザとしているようにも思えます。

そういう連中が「めーわくかけてねーし」って
言ってるんじゃないかな。


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