若いADさんなどが飲んで裏話をされます。
一人舞台になりますね。
彼は得意そうです。
若い頃はそんな話をマルマル信じていました。
年取ってくると、そんな場にいることがなくなった
セイか彼の話も一方的な見方でしかないことに
思い至るようになりました。
ただのADや現場で働いているくらいの人間が、どれ
ほどの目を持っているかも疑問があります。
態度の悪さなども前後の事情があるかもしれません。
エリカ様だって何かあったのかもしれないし
高等な宣伝かもしれません。
ウワサには悪口が多いですね。
つまり一定のバイアスがかかった話なのです。
◎
反対に、大御所と言われる人の話にはサスガと
いうものがあります。
やはり言うことが違うな、ですね。
昨日だったか新聞のHPで扇橋師の話を読みました。
高座で汗をかいてはいけない、という趣旨。
最近の噺家に苦言を呈したのです。
そーですよね、師匠。さすが!
大汗を掻いて「熱演して見せる」のは近年の悪弊。
亡き志ん朝あたりからでしょう。
彼も高座はサスガだし、本で読むとチミツな話の組み
立てはピカイチのように思います。
けれども、高座で大汗を掻くのはいけなかった。
あるとき志ん朝が『もう半分』を高座にかけました。
その直後に高座に上がった実兄の金原亭馬生が
「怪談で大汗かいちゃ行けません」
○
彦六の正蔵など見事でしたよ。
至近距離で見ても顔に汗はかいていませんでした。
かいても髪から首へで客には分からないのです。
確か脇の下に何か挟むと顔に汗をかかない、と仰って
ました。でも、所作はどうするんだろう?
◎
話がズレました。
関係者の噂話でしたね。
関係者じゃない場合・・
有名なジャズプレーヤーの某が落語の話をします。
お好きなのですね。
同じ類の話を私もします。
で、本に書いてある彼の話と違うことを私が言うと
どうなるでしょう?
ウチのカミサンなら絶対に私より某の肩を持ちます。
「だってあっちの方がユーメイ」
口惜しいので抵抗すると
「一芸に秀でるとゆーじゃん。
彼はゲージュツを良く知っているはずでしょ」
某は上記のADと同じかも、は通じません。
◎
ジャズプレーヤーYは落語家円生を褒めます。
私は「彦六の正蔵のほうが遥かに上手い」
カミサンには相手にされませんね。
「僕は何度も何度も高座を聞いている。
リレー落語で比べたこともある。
差は歴然としている」
「それはあなたの好みでしょう。
向こうは世界のYよ!」
勝てませんよね。
一人舞台になりますね。
彼は得意そうです。
若い頃はそんな話をマルマル信じていました。
年取ってくると、そんな場にいることがなくなった
セイか彼の話も一方的な見方でしかないことに
思い至るようになりました。
ただのADや現場で働いているくらいの人間が、どれ
ほどの目を持っているかも疑問があります。
態度の悪さなども前後の事情があるかもしれません。
エリカ様だって何かあったのかもしれないし
高等な宣伝かもしれません。
ウワサには悪口が多いですね。
つまり一定のバイアスがかかった話なのです。
◎
反対に、大御所と言われる人の話にはサスガと
いうものがあります。
やはり言うことが違うな、ですね。
昨日だったか新聞のHPで扇橋師の話を読みました。
高座で汗をかいてはいけない、という趣旨。
最近の噺家に苦言を呈したのです。
そーですよね、師匠。さすが!
大汗を掻いて「熱演して見せる」のは近年の悪弊。
亡き志ん朝あたりからでしょう。
彼も高座はサスガだし、本で読むとチミツな話の組み
立てはピカイチのように思います。
けれども、高座で大汗を掻くのはいけなかった。
あるとき志ん朝が『もう半分』を高座にかけました。
その直後に高座に上がった実兄の金原亭馬生が
「怪談で大汗かいちゃ行けません」
○
彦六の正蔵など見事でしたよ。
至近距離で見ても顔に汗はかいていませんでした。
かいても髪から首へで客には分からないのです。
確か脇の下に何か挟むと顔に汗をかかない、と仰って
ました。でも、所作はどうするんだろう?
◎
話がズレました。
関係者の噂話でしたね。
関係者じゃない場合・・
有名なジャズプレーヤーの某が落語の話をします。
お好きなのですね。
同じ類の話を私もします。
で、本に書いてある彼の話と違うことを私が言うと
どうなるでしょう?
ウチのカミサンなら絶対に私より某の肩を持ちます。
「だってあっちの方がユーメイ」
口惜しいので抵抗すると
「一芸に秀でるとゆーじゃん。
彼はゲージュツを良く知っているはずでしょ」
某は上記のADと同じかも、は通じません。
◎
ジャズプレーヤーYは落語家円生を褒めます。
私は「彦六の正蔵のほうが遥かに上手い」
カミサンには相手にされませんね。
「僕は何度も何度も高座を聞いている。
リレー落語で比べたこともある。
差は歴然としている」
「それはあなたの好みでしょう。
向こうは世界のYよ!」
勝てませんよね。