ドーハは鬼門

2007-10-19 10:16:13 | 塾あれこれ
かなり五輪サッカーは危うくなりましたね。

あのときの歴史を学んでいたか?
無責任な野次馬の発言でありますが。

充分に学んでいた筈で(でなきゃ怒るぞ)
当然、日本は力を伸ばした。
ただ相手の方がもっと伸びていた。
主力を欠いても動きが違っていました。


これからは精神力、作戦、と他の結果待ち。
点差をつけられますか。
もちろん厳しいとはいえ可能性はある。
頑張って欲しいものです。


ハングリーかどうか。
これが重要です。

ハングリーというのは経済的に恵まれているか,も
大きいでしょうが、気持ですね。
ひたむきにガムシャラに向上する精神力です。


近未来、日本も、世界的なインフレの下で経済的に
かなり苦しい層が厚くなるでしょう。
その時日本にハングリー精神があふれるでしょうか?

個別にはハングリー精神をもった人が出るとして
全体では不安に思います。

通常、こういった精神は何世代にも亘って初めて
出来てくるものでしょう。

没落して貧乏になった人がみなさんハングリー精神を
旺盛にしてる、なんて聞きませんよね。

親の、その親の・・・ときてやっと滲み出るものです。


親子が喧嘩商売を始めて恥をかいています。
それをハングリーと持ち上げた世間やTBSも悪い。

喧嘩腰を見せればハングリーとは情けない国です。
よほど腰が抜けている社会になっている証拠かなあ。

親亀こけたら・・


本当のハングリー精神とは例えばチャプリンの世界。
決して諦めず向上を思い、かつ大切な心を失わない
そんな強く、また優しい心を言います。


経済が思想を左右するという古い唯物論では
貧乏であればハングリーになる、ようです。

現実はどうでしょう。
貧乏でショボクレたまま、も結構ありそうです。

したがって貧窮待望論をふりかざし、貧乏な国に
もどれば日本はもう1度良くなる、というわけに
はいきません。良くなる保証はないですね。


心をいかに育てるか。
貧しても鈍しないことを今のうちから考えて
おかねばなりません。

手取り足取り御丁寧な指導でハングリー精神を
導けるものでしょうか?


・・サッカーでしたね。

ヒイキで言いますが、サンフレの柏木はあれで
結構ハングリーではないか?

他のは口だけみたいなのが多いですが
彼は体で表現できているように思います。

世界のハングリーはこんな程度でないでしょうが。