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社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

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就業規則作成業務。その1。

2004年11月13日 10時02分10秒 | Weblog
 就業規則の話が出たので、もう1つ。以下の事は私のやり方なので、万全なものとは言えません。各自、研究してみてください。

 就業規則の作成・改定を依頼された場合、私は、まず、就業規則の目的について考えます。例えば、「社会保険への新規加入」等に使用する場合では、社会保険事務所がチェックする箇所をきちんと整備し、他の箇所はヒナ形からあまり変更しません。特にスポットの場合は、そうですね。
 
 理由は「本来の就業規則作成業務」と他業務が混ざる事を好ましいと思っていないからです。「本来の就業規則作成業務」は独立した形でやらないと、お金がもらいづらいこともあります。まあ、一番は、事業主さんに就業規則に関する関心を持っていただくには、他業務と切り離した方がいいと考えているからなんですけどね。

 就業規則を現法に合わせるための場合は、現・就業規則を改定する形にするか、就業規則のヒナ形を元にして、会社の現状に合わせていく方法を取るかを考えます。現・就業規則が古いものである場合や、条文が一定の水準に達していない場合は、後者の方をおすすめしています。(その方が、社労士側も簡単で良い。) ただ、会社独特の歴史もありますので、それらも加味して考えなければなりませんけど。まあ、最終的には会社の意向に合わせるんだけどね。

 ちなみに、私は、ヒナ形を自分で作成しています。実質的には「日本法令CD-ROM」を元に私なりの修正を行っています。また、他社の就業規則をチェックしていて、「こういう規定があったほうがいいな。」と思う事があります。そういった規定も付け加えました。当然、現行法(労働基準法のみではない。)に合わせる事は必須条件です。

(以下、その2に続く。)
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