

双鶴(そうかく)を注いだところ。
この酒に合せるのが前菜。


向かって左側が「青芋茎このわた掛け」。
「青芋茎(あおずいき)」に「このわた」を掛けた料理です。
要は「はす芋の茎にナマコの内臓を塩辛にしたものを掛けた」という珍しい料理。
これぞ、日本酒の肴だね。
右側が「無花果白和え」。
果物の無花果(いちじく)が肴になってる。


一番左がメニューによると「焼き茄子」なんですけど…。
ゼリーで固めてあって、不思議な感触です。
真ん中が「長芋酒盗バター焼き」。
これ美味しい。
酒盗は「魚の内臓の塩辛」であり、長芋に絶妙な塩分と味を与えています。
右は「枝豆油炒め」。茹でるのと一味違いますね。


2つの実になっているものは「銀杏零余子唐揚げ」です。
塩味が嵌まって美味しいですね。
銀杏と零余子(むかご)がキレイ。
右のオレンジは「柿玉子」。
卵の味噌漬けが季節によって名前を変えます。


全体像。
これだけで酒が飲めますな。