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社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

コメント御礼。先発品と後発品は、やはり違うと思います。

2014年10月29日 08時37分00秒 | Weblog
久保利子さん。「安くて効く薬に切り替えるというか…。」に関するコメント、ありがとうございました。

>当職の主治医と言うか、当職は1年に一度も診察を受けないので、母と姉の主治医なんですが、岡山市医師会の会長もされていた開業医です。

(略)

>物凄い真面目な医師で御歳77歳で、非常に立派な医師で院長として、当職も尊敬しています。

>当職が一番好きなところは、そんな大医師なのに、「僕じゃ、分からんなあ。」岡大病院に紹介状書くから行ってくれる?と平然と言うのです(笑)。

私の知り合いの先生が言われた名医の条件に「自分で対処できない患者をキチンと他の病院等に回せること。」がありました。

まさに、名医と言えますね。


>ジェネリックは主成分は同じなのであるが、その他成分が微妙に異なるために効用が違うと聞いたことがあります。

(略)

>そんなに凄い医師なのに、全く偉ぶらず、直ぐに手配をしてくれるのです。その医師が、ポツンと、ジェネリックは効き目が違うんだよなあ・・・。と呟いていたのです。

先発品と後発品(ジェネリック)の同等性は、「生物学的同等性試験」で証明されます。

その方法は、健常人(20人程度らしいですが。)に対して後製品を常用量投与します。そして、血中濃度の推移を先発品と比較して統計学上同等とされたら、その後発品は先発品と「生物学的に同等」とされます。

しかし…。私も「先発品と後発品で効き目が違った。」という話はよく聞きますね。


1つには心理的なこともあるのでしょう。

やはり先発品>後発品…というイメージがあり、「後発品は効かない。」という先入感を持たれる方がおられるかも知れません。

また、人によっては…。賦形剤や添加剤によって薬効成分の吸収に違いが出る危険性は排除できません。

薬剤の吸収・分布・代謝・排せつには個人差がありますからね。(まあ、そういうことを考えだしたらキリがない面があるのですが…。)

賦形剤や添加剤によって吸収・分布が変わるかも知れない。

病状の安定という視点から考えると、先発品で安定しているという理由から、後発品を使われることを拒否する権利は保証されるべきですし…。

後発品で不具合があったら先発品に戻すという選択肢もあると考えます。
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