社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

特定社会保険労務士について。

2005年07月24日 07時16分37秒 | Weblog
 実は、私は司法研修なるものを受講していない。理由は、地元で実施されなかった事が大きい。一人でやっている事務所で平日を空けるには相当な度胸が要る。

 また、その当時、私は行政書士の有志と法律の勉強会に参加していた。民法は一年をかけて勉強する予定だった。(途中で自然消滅してしまったが・・・。) 私は、司法研修について「2・3日で法律の勉強ができるわけがない。」と考えて参加しなかった。

 「sr ta3」さんのブログ上で、「(特定社会保険労務士になるには)どうやら連合会の司法研修を受けていなくても関係ない。」と書かれている。まだ確定したわけではないのだろうが、私は司法研修を特定社会保険労務士の前提条件にすべきではないと考える。

 司法研修程度またはそれ以上の法律知識を持っている社会保険労務士は多いだろう。また、司法研修受講を前提にするのなら、社会保険労務士会の全ての会員が公平に司法研修を受けることができていなければならない。開催地に地域的な偏りがある以上、不公平感を煽るだけである。

 「ミニ弁護士」・・・「sr ta3」さん。「部分的擬似弁護士」・・・「披取締役」さん。「安上がりの弁護士」・・・「おれんじえすあーる」さん。「三流の弁護士」・・・私。

 表現は違っていても、想像している内容は似通っているかな・・・と。そして特定社会保険労務士となっても、「ミニ弁護士・・・他」のような仕事はやりたくないな・・・と思う。やはり、弁護士様の仕事から一線を画さないと、社会保険労務士である意味がない。

 それと「特定社会保険労務士」と言う表現だが・・・。あくまでも「社会保険労務士であってあっせん代理権を持った者」と言うスタンスにすべきである。「社会保険労務士の上級資格」と言うニュアンスを持たせるべきではない。それには「特定」と言う文字がふさわしくないような気がしてしまう。
コメント (2)
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