味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

天行は健なり。君子以て自彊して息まず。

2015-11-21 07:36:43 | ブログ
第2520号 27.11.21(土)
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天行は健(すこやか)なり。君子以て自彊(じきょう)して息(や)まず。『易経』
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 天の運行は健やかで、一刻も休むことがない。君子もそれに則って、つとめてやむことのない努力をしなければならない。221
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  【コメント】今朝の学問館は大人だけ三名で学修しました。
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 「暁の学問館」教材は、
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 1.人学ばざれば道を知らず
 2.極める
 3.上に立つ者の人間学
 4.八甲田山雪中行軍に学ぶ
 5.微を見て以てして明を知る
 6.過去が咲いている今 未来の蕾で一杯な今
 7.『易経』に学ぶ----等々でした。
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 2.極める、は2005年の月刊誌であり、10年前のものです。当時100歳の地さんの各世代に贈る言葉があります。特に70代以降の人へのメッセージには次のようにあります。
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 70代----屈してはならない
 80代----駄目だと思ったら駄目になる
 90代----今からでも遅くはない
 100代---Go ahead! 前進せよ
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 我々初老も訓戒の言葉として、前進したいと思います。先ほど家内に地さんのことを聞いたら、お亡くなりになったとのことでした。
  謹んで哀悼の意を表したいと存じます。
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 ブログは午前11時半から書き始めます。
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 今日(こんにち)の小学生児童たちで発達障害の子供が多いらしく、その実態と症状を聞いてただただ唖然とする次第でした。そういう子供さんがおられる方で、私の話に耳を傾けて下されば、参考になると思うのですが。為政者も、学校の先生方も真剣に考えて貰いたいものだと思う次第です。
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 76年間生きて来た私たちが出来る手助けはしたいものだと、大変有意義な話し合いをした次第でした。

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『臥牛菅実秀』(第58回)
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 文久三年三月十六日、実秀は郡奉行を命ぜられ同時に藩政の顧問として枢機に参画することになった。郡奉行の職にあって藩政に参与するということに全く異例の任命である。
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 ※番頭。四百石以上の家中より選ばれ、城内の取締りに当った。----鶴岡市史---
 ※※郡奉行。郡代、郡奉行、代官の三役は郷村の民政を司る職で、郡奉行は、土地・人民・普請・山林治水を司る外、郷村の公事訴訟、罪人の取り締まりなどを担当した。郡奉行には禄百石以上の家中から選任された。----同 上---
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『論語』(第453-1)
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宰我(さいが)問ふ。「三年の喪は期已に久し。君子三年礼を為さざれば、礼必ず壊(やぶ)れん。三年楽を為さざれば、楽必ず崩れん。旧穀既に没(つ)きて新穀既に升(みの)る。燧を鑚(き)り、て火を改む。期にして已むべし。
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 宰我が孔子に問う。「古の礼に、人の子は父母の喪に三年いることになっていますが、私の考えでは、一年にしても長すぎると思います。何故かと申しますと、礼楽は君子のしばらくも身を去ることのできないものでありますが、君子が三年喪にいて礼を行わなければ礼が必ず壊れてしまうでしょう。三年喪にいて楽を奏さなければ楽が必ず崩れてしまうでしょう。三年喪にいることはこのように人事に妨げがあります。旧穀が既に尽き新穀が既に登って穀物が変るのも一年であり、燧(ひうちいし)を鑚って火を取り四時の火を改めてしまうのも一年でありますから、人の子の喪も一年でよいと思います。
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『農士道』(第335回)
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 大伴家持の作たる
      海行かばみづく屍、山行かば草むす屍、大君の、邊にこそ死なめ、かへりみはせじ
の歌も、實に此の日本国民の大君に対し奉って「ひの本」する----没我奉仕する----義勇奉公する----身を殺して仁を成す尊王の盡忠を歌ひしものであって、本居翁の「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」の歌を、更に端的に實行的なる感激を以て高唱せしものに外ならないであらう。

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