味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

行くに径に由らず。

2014-05-30 18:17:24 | ブログ

タイトル----行くに径に由らず。第1981号 26.05.30(金)

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 行くに径(こみち)に由らず。『論語』

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 大道を真っ直ぐ進むがよい。それは、よしまわり道に見えても、平らで正しい。これに反し、近道とも見え、変化の魅力をもっていても、小道はやがて行きどまりがくる。

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 【コメント】

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 昨夜は木場啓師範が稽古にきました。二部の指導を頼んだら、それはそれは導きの巧みさに舌をまきました。特別支援学級のお兄ちゃんを、褒めながら、指導する様は達人の域でした。

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『天保おすわり事件』(第37号)

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 それだけに轉封の臺命をもれ承るや、日夜憂慮、三度の食事もろくろく咽喉に通らない程であった。「御主家の大事、ひいては御領内のお百姓二十萬人の死活問題だ。いかなる犠牲を拂っても、是非お沙汰やみを願はねばならぬ。」

 さうは決心したものの、事は重大、一人の微力ではどうする事もできぬ。少くも志を同じうする者が、百人二百人の協力を得なければ、目的の貫徹はおぼつかない。

 といって、うっかり口をすべらして、川越の間者の耳にでも入ったら大変だ。壁に耳あり、障子に眼あり、スパイはいつの世も警戒せねばならぬ。

「まず誰に相談したものかなあ。」

 それが一番の悩みであった。

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 短歌の紹介

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己とは一体どういう者なるか

            人とは何か世の中何か 6780 人間学のすすめ 157

自己何ぞ社会は何ぞ神何ぞ 

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