タイトル----事を先にして得ることを後にす。第1977号 26.05.26(月)
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事を先にして得ることを後にす。『論語』
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困難なことにあたっては、人に先んじて行い、報酬を受けるのは人のあとにするがよい。その心がけが人徳を高める道である。
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【コメント】
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このことは大変大事なことだと思います。御飯とお味噌汁を三度三度食べられれば、後は急がなくてもいいと思います。私は学問と空手道は決めた通り実践していますが、お金を頂くのはそんなに執着していないつもりです。お金よりか学問への欲は旺盛です。人格を高める為の学問だからです。
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昨日は岩手でＡＫＢとかの女の子たちが、青年に傷つけられたとマスコミは大騒動していますが、年端の行かない女の子たちが、何故握手会をしなければならないのですか。このままだと殺人事件が発生すると私は危惧しています。
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例えば宝塚みたいに一定の芸を仕込むとかそういうことがあるのでしょうか。一定の芸を持ち、その道の権威者になってから握手会などというものはするものなのです。
私の道場で空手道をしていた女の子の母親にそういう道へ進ませますか、と聞いたら、全員否定しました。あれらはヤクザの世界ですよと云う人が大半でした。
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地道に勉強をし、学問をし、ゆっくりと邁進する方が賢明だと私は思います。そのために経済的に糧になるのはいいことですけど、どんなに警備をしても必ず事件は起こると思います。
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私が存じあげている方が凄いブログを書いていますが、そこには、人の顰蹙を買うものは何も見当たりません。そのブログを拝見した人々が異口同音に褒め称えるのです。そこには、人生とは何か、人生の幸福論とは何か、をブログを通じて教えているのだと思います。
昨日の事件の主人公たちは、芸的にも人間的にも、まだまだ未熟でしょう。映像文化の誇張におどらされている被害者たちだと思えてならないのです。
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永い人生を健全に、かつ賢明に生きたいならば、まずは足腰をしっかりとすべきなのです。学問をしなさいということです。
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『天保おすわり事件』(第３３回)
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一 六.
彼等は、郷郷村で、思ひ思ひに寄合ひを開き、独自の計算をたてたが、その間におのづから一脉の連絡があった。
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その連絡のくさびとなったのは、本間辰之助の参謀加茂屋文治であった。彼は、名を真柄小文吾直國といひ、川北の中心人物、玉龍寺の文隣和尚の実弟であった。
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短歌の紹介
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省みて恥じて懼れて慎みて
戒め行けば道徳となり 6777 『人間学のすすめ』 147