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光悦寺3 光悦会2(本阿弥庵・自得庵・騎牛庵、徳友庵)

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写真は、自得庵。

本阿弥庵・自得庵・騎牛庵
光悦垣のある大虚庵を出て、参道を奥に進みます。
参道を左手に進むと、最奥にある本阿弥庵に出ます。
こちらは寄付で、こちらでお菓子を戴きながらお道具の説明を受けます。
正面の貴人口から入る7畳間で、右手奥の1畳分が床の間です。
こちらにも左手には付書院にしては大きくて高い台があります。
こちらにお道具や箱書きなどを展示しておられました。

ここまでは通常拝観でも見かけることが出来るお茶室ですが、以降は通所拝観ではな入れないエリアにあります。

本阿弥庵の向かい側にある坂を下ります。
坂をまっすぐ右手方向に降りると自得庵・騎牛庵が、途中で坂をターンして左手方向に下ると徳友庵があります。
まずは自得庵・騎牛庵へ。
坂をまっすぐ下ると右手に自得庵、左手奥に隠れるように騎牛庵があります。
待合の自得庵に入り、こちらでお茶を戴きます。
貴人口から入った正面は4畳半台目。
正面右手に床の間があり、茶室の天井は竹です。
そして左手には連続して3畳台目があり、台目の外側1/3は如庵のように鱗板になっています。
鱗板側の側壁はそのまま斜めになっており、掛け軸が掛かっていました。

続いて左手奥にある本席の騎牛庵へ。
こちらは躙口から入ります。
入った左手に3畳、左手奥に点前座の台目。
そしてさらに左手に台目2畳分があり、手前側が中板付きの床の間でした。
天井は網代。
そして躙口のさらに右手に1畳分の相伴席があります。
この相伴席と本席の間にはアーチ状の袖壁があり、襖で仕切れるようにもなっていました。
さらにこの相伴席裏側には土間の出入口があるので、帰りはそこから出ました。

徳友庵
本阿弥庵の向かい側にある坂を下り、途中で坂をターンして左手方向に下ると徳友庵へ。
徳友庵の名は光悦の号である「徳友斎」から取っています。
茶室の前に床几があるので、こちらでお菓子を戴きます。
茶室に向かって右から入ります。
縁を経て8畳間があり、右手に琵琶棚と床の間があります。
こちらの待合でお茶を戴きながら、お道具の説明を受け掛け軸などを拝見します。
そして縁に出て左手に進み、躙口から本席に入ります。
本席は4畳半台目で、右手奥に床の間があります。
当日はこちらで光悦作、重文の赤楽茶碗の乙御前(おとごぜ)を手に取って拝見出来ました。
さらに奥の水屋の方にも6畳間があります。

以上の4席+点心席。
諸事情で12:00からと遅めのスタートで、16:30に終わりました。
最初の了寂軒・大虚庵で1時間以上の待ちでしたが、その間に点心席を済ませ、以降はほぼ待ちなしで回れました。
濃茶席3席、薄茶席1席ですが、濃茶も飲みやすいように薄めに点てて下さいます。
お道具の拝見がメインなので、御正客もなく「お道具に気を付ける」以外は気楽なお茶会です。
             
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