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2024 1/19の拝観報告1(二条城 黒書院三の間特別入室、修理対象文化財説明会 前編)

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写真は、中庭からの大広間(左)、蘇鉄の間と黒書院(右)。

金曜日です。
この日は午後からお休み。
14時から二条城の一口城主の返礼の修理対象文化財説明会がありました。

そのために職場から二条城に向かいました。
しかしちゃんと食事をするだけの時間はないと踏んで、買って行くことにしました。
ちょうど経由する地下鉄山科駅構内の定期的にお店が変わる売店が嵐山の中村屋惣菜製作所でしたので、そちらで総菜パンを買いました。

         
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写真は、中村屋惣菜製作所のコロッケパン 350円、とんかつサンド 1,000円。

これを持参して、13時頃に二条城へ。
まずは年パスで二の丸御殿に入ります。
先に1/4~1/29までの黒書院 三の間入室に参りました。
こちらは2020年7/15~8/24にもあり2回目。
しかし意外と入ったことを覚えていないのと、説明書きがやっぱり変わっていましたw

もうほぼここだけ拝見して、休憩所で持参したお昼を戴きました。

そして14:00から修理対象文化財説明会。
1/19(金)と1/20(土)のどちらかですが、この週末は仙台で大学の同窓会があったので、金曜日の午後にしました。
参加者は5名で、土曜日は4名だったそうです。

管理事務所でご挨拶とイントロの説明があり、今回メインの見学に向かいます。
見学に向かうのも通常は公開していない二の丸の中庭を通るサービス付きでした。

そして14:30頃からメインの説明会です。

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相国寺10 特別拝観9 慈雲院

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写真は、庫裏の前庭。

慈雲院は相国寺の塔頭で、江戸時代の住持梅荘顕常が伊藤若冲と懇意であったため、動植綵絵(国宝:現在は三の丸美術館蔵)が寄進されたそうです。

アクセス
地下鉄今出川駅の1番出口から地上に出て、右に進みます。
約460m先、烏丸中学を越えた交差点を右折します。
さらに約75m進んだ左手の側道の突き当りに慈雲院があります。

慈雲院は室町時代に瑞渓周鳳により、慈雲庵として創建されました。
江戸時代に梅荘顕常が住持になります。 
明治初期に現地の富春軒に移され、二条家の屋敷を移築し慈雲院となりました。

通常は非公開ですが、2024年の京の冬の旅で内部が公開されました。
表門を入ると前庭があり、左手に庫裏、右手に方丈への玄関があります。
玄関で受付をしますが、左手の虎の杉戸絵は岸連山の筆で旧二条家のものです。
奥の廊下を右に進むと、方丈の左手に出てきます。
拝観ルートは方丈を反時計回りに1周します。
左手に方丈の3間、右手が前庭です。
方丈の中央が室中で、内陣には花頭窓が3つあります。
中央には本尊の釈迦如来像、右手には開山の瑞渓周鳳像、左手には聖観音菩薩像がお祀りされていました。
前庭は白砂の枯山水庭園です。

方丈の縁の1番奥に表は梅、裏は鶴の杉戸絵があり、これも岸連山の筆で旧二条家のものです。
方丈の最奥の間には寺宝である別所如閑筆の釈迦三尊の掛け軸が、
その左手、方丈の裏の間には伝明兆の涅槃図、梅荘顕常頂相、阿波公方の末裔の足利義俊筆の松鶴図、床の間には久世通根筆の松鶴図が展示されていました。
方丈の裏にきて、裏庭は苔庭です。
方丈の裏を回ってくると書院への廊下があり、その廊下の虎の杉戸絵も岸連山の筆で旧二条家のものです。

右手の書院には入れず、左手へと方丈を1周して拝観終了です。

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