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2024 1/19の拝観報告2 最終(二条城 本丸御殿 修理対象文化財説明会 後編)

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写真は、本丸御殿の玄関。

さて今年の修理対象文化財説明会は、修復を終えたばかりの本丸御殿内部でした。
というか、以前にも書いたように一口城主の特典は
5万円以上で修理対象文化財説明会への参加
10万円以上で芳名板への掲出 
だったので、このダブル特典ネライで10万円寄付しました。
しかもこのタイミングで寄付したのも「そろそろ本丸御殿の修復が終わる」と踏んだからで、まさに狙い通りでしたw
野球で言うと「決め球は変化球だろうから、それ待ちで振ったらクリーンヒット」って感じでしたねw

修復を終えた本丸御殿の正面から入ります。
本丸御殿は4つの棟からなります。
玄関、御書院、台所・雁の間と御常御殿が前後左右にならび、拝観経路はこれらを反時計周りに回ります。
阪神大震災でかなりダメージがあり、その耐震補強もしています。
なので御殿のあちこちに金属の支柱が足されているのが分かります。

内部の詳細は明日10時の本編で掲載しますが、もちろんよかったですよ。
一般公開は今年の9月頃を予定されているそうです。

二条城の現在の拝観券は入城券、二の丸御殿内の2つですが、本丸御殿が公開されると本丸御殿内も加わって3つになるのかな。
3つ参観券だと結構しそうですねw

本丸御殿の見学後は天守閣跡にも行き、休憩所に戻って15:30頃に解散になりました。

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相国寺11 特別拝観10 光源院

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写真は、門前。

光源院は室町幕府13代将軍 足利義輝の菩提寺です。

アクセス
地下鉄烏丸線の今出川駅で下車し、1番出口から地上に出て右手に進みます。
約150m進んだ中卯のある交差点を右折。
相国寺境内に入って約250m進み、左手に鐘楼のある交差点を右折。
約40m先の左手に光源院の表門があります。

光源院の起源は室町時代初期の相国寺28世元容周頒の塔所として創建された広徳軒です。
室町後期に足利義輝が襲撃され亡くなった際に菩提寺となり、院号から光源院となりました。

通常は非公開ですが、2024年の京の冬の旅で公開されました。
表門を入ると右手に行者堂、左手奥に庫裏の玄関があります。
玄関を入って右手に進むと方丈があります。
方丈は3間構造で、1番手前の間の襖絵は加藤普筆の風来坊の風神と春。
春は大きな桜の中に七福神が隠れています。
中央の室中の襖絵は水田慶泉筆の十二支の図。
内陣には本尊の釈迦如来像がお祀りされており、足利義輝の位牌もあります。
1番奥の間の襖絵は加藤普筆の風来坊の雷神と夏秋冬。
夏秋冬の襖絵は右手が夏、左手が冬へと移ろって行き、桃太郎や笠地蔵などが書き込まれています。

縁から方丈の前庭へ。
方丈前庭は枯山水庭園で、十二支の庭です。

方丈の縁を進んで戻ってくると、行者堂があります。
行者堂は明治初期の廃仏毀釈の際に移築されたそうで、左手に不動明王像、中央に役行者像、右手に弘法大師像がお祀りされていました。

行者堂を出ると元も玄関に戻ってきます。

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