トッシーです。今日もありがとうございます。
昨日に続き、中村天風の言葉です。
その前に、あと書きに書かれている文章の一部をご紹介させていただきます。
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明治9年に生まれた中村天風は、当時死病であった肺結核にかかり、日露戦争で軍事探偵を務めたほどの強く勇敢な心が、自分でもあきれるほど弱くなってしまったことに愕然とする。あんなにも強かった自分の心が、身体が弱くなったことでなぜこれほど弱くなってしまったのか。
天風は悶々と悩み、強い心を求めて宗教家や学者、哲学者に教えを請い、ついにはアメリカやヨーロッパの近代思想までも求めて魂の遍歴の旅に出た。
そして、偶然のことからインド、ヒマラヤの麓でヨガの修行をすることになる。
ヒマラヤの大自然の中で、天風は宇宙には壮大な生命を育む創造と破壊のエネルギーがあることを直感した。そしてこのエネルギーは、人間の心の想いに従って極めて微妙に応酬し、それは身体にまで及ぶという心身相関の考えに至ったのである。その結果、「心身統一法」を創建することになるが、天風はそれを、日常どんなときでも、自分の心に思うことを常に明るく、朗らかに、積極的にすることが大事であると易しく説いた。
財団法人天風会理事長 合田周平
「俺は運が悪いなあ」と思わないで
「ああ、何か俺の心構えなり、
方法なりに大きな間違いがあったのを、
こういう結果になって、
天が教えてくれているんだなあ」
と考えなさい。
よしんば身に病がおこった場合であろうと、
運命にままならない状態が
生じた場合であろうとも、
その心だけは、
病や不運の虜にさせないことです。
わかるかい？
苦労したり、悩んだり、人を憎んだり、
恐れたり、悲しんでるとき、
気持ちいいですか。
あんな嫌な気持ちはなかろう。
その嫌な気持ちをなぜ心にさせるんだ。
喜ばせてやれ。
とにかく気楽な気分で
生きられる人間におなんなさい。
そうするとだいいち、
あなた方の顔が違ってくるもん。
おつき合いで笑おうっていうような
顔で笑わないで、
心の底から、本当に、もうほんとに
溶けるような笑顔が
できるようになるからね。
閻魔様が塩をなめたような顔をして
人生を生きるよりは、
ちょっとやそっと人から阿保と
思われてもいいから、
もう少し、にこにこした顔になりなさい、ねえ。
中村天風著「心が強くなる言葉」より
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こうしてみると、前回惹かれたものとは違っていることに気が付きます。仮に、奇跡が起こって右手右足の麻痺が消えて元通りになった場合でも、また別のページにポストイットが付けられるんでしょうね。しかも、最初とも違って・・・。
今回選んだものがもう少しありますので、次回にあと1回だけご紹介させていただきます。
トッシーで～す。
今日もありがとうございま～す。
