toshiです。いつもありがとうございます。
今日は昨日の、「思い込み力」 についての続きです。
中日新聞のコラム欄を読んで、やはり思い出したのが、この話・・・。
それは、どこで行われた実験か忘れましたが、１００人の学生に同じＣＤを聞かせて、１枚目は素人の演奏、２枚目は一流の専門家の演奏・・・と説明してその感想を聞いたものです。
さあ、その結果はどんなものだったでしょうか？
え～、結果はね、面白いですよ～。（笑）
確か、１人の学生が、これは同じＣＤだ・・・と言ったそうです。
そして、２人の学生が、１枚目が専門家で、２枚目が素人だと言い、ＣＤをかける人が間違えたに違いない・・・といったそうな。
ところが、なんと残る９７人は、やっぱり一流の専門家の演奏は違う…と言って、１枚目が専門家の演奏、２枚目は素人の演奏だと答えたんだそうです・・・。
面白いでしょう？
この話、5～６年ほど前に、あるセミナーで講師から聴いたものです。正確な数字は違うかもしれませんが、内容的には大きく間違ってはいないと思います。
つまり、ほとんどの学生は、初めに説明を受けた通りの感じ方をした・・・と言うことなんですね。同じＣＤだと見破った学生は、1 人しかいなかった・・・と言う驚きの結果です・・・。
じつに面白いですね。
見事に、「思い込み」 しちゃってるんですねぇ～。
う～ん、そういえば数年前に出た本で、こんなのがありました。
「人は『暗示』で９割動く！」
ちょっと前置きが長くなりましたが、これからが私の話し・・・。（笑）
母の「散らかし」を見事に「お仕事」と勘違いした私は、それ以後、もう完全にそう思い込んでしまった訳ですね。（笑）
これを言うなら、toshiは、「思い込み力」 がものすごく大きい！
それはそれは、もう見事にそう思い込んでいましたからね・・・。
で、そうなってくると何が起こるか？
これがまた面白いですよ。
つまりね、もしかしたら、母がやってはいないかもしれないのに、そういったものまで母がやった！というように思ってしまうんですね。これ、ほんとですよ。（笑）
で、昨日の写真ですが、この写真だけが、ひょっとしたら、母がやったのではないかもしれない・・・ということなんです。
これ以外は、まず間違いなく「母のお仕事」 ですが、これだけは、もしかしたら・・・。（笑）
なぜかというと、母が他界した後だと思いますが、同じような光景が見られたからなんですね。その時、「あれっ？」って思い、そのことをブログにも書かせていただいたと思います。何かの拍子に、これぐらいのズレは自分たちで起こしていたかも知れないな・・・と言うことなんですね。
ということは・・・、母がやってる散らかしが、もう楽しくて楽しくて写真に撮ることに嬉々としていた当時の私の頭では、ちょっとしたものまで「母のお仕事」 だと「思い込み力」 大爆発（笑）だったんだぁ～。
まさに、何ともお目出度い、そしてホントに有難い 「思い込み」 でした。
このお蔭で、認知症の母との生活が、とんでもなく楽しいハッピーライフになっちゃったんですからね。
まさに、サンキューベリマッチ・トミスケ で～す！
ということで、今日はこれまでで～す。
やっぱ、どうしても長くなってしまいますねぇ～。
写真は、その目出度い「思い込み」 の原点、というか出発点となった 「母のお仕事」 写真です。
このお仕事のお蔭で、それまでの母の散らかしに対する見方が１８０度変わり、毎日がとっても楽しくなりました。
こんな目出度い勘違いの思い込みなら、もうもう、大歓迎で～す。
お読みくださり、感謝していまぁ～す！
（toshi)
