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またまた 「スイッチ・オンの生き方」、遺伝子のお話で~す!

2010年02月06日 | 本っていいな!

 ありがとうございます。

 なぜか心が動く、村上和雄教授の遺伝子の話。

 今回で4~5回目ですが、お付き合いいただければ嬉しいです。

 私はなぜか好きです。この話・・・。

 

 陽性のストレスと陰性のストレス

 カナダの生理学者ハンス・セリエは 「ストレスは人生のスパイスだ」 といっています。ストレスというと嫌う人が多いのですが、適度のストレスはむしろ必要なものなのです。

 私は、ストレスを 「陽性」 と 「陰性」 に分けて考えています。陽性のストレスとは、笑ったり喜んだり感動したりする気持ちです。これらはよい遺伝子のスイッチをオンにしてくれます。一方、陰性のストレスとは、不安や悩み、怒りなどであり、これらは悪い遺伝子のスイッチをオンにしてしまいます。

 

 ストレスはありがたいもの

 ストレスが陽性になるか陰性になるかは、その人の心次第です。つまり、ストレスに善し悪しがあるわけではなく、ストレスをどう受け止めるかで、それが良いストレスにもなるし、悪いストレスにもなるのです。

 何事においても、ストレスを 「成長のためだ、ありがたい」 と前向きに受け止めれば、ストレスは強い味方となって、よい遺伝子のスイッチをオンにしてくれると思っています。

 

 チャンスのとらえ方

 チャンスは、自ら 「チャンス」 と札をつけてやってくるほど親切なものではないというのが私の実感です。必要なのは、チャンスを待ちわびることではなく、チャンスを見つけること、さらにいえば、現状をチャンスに変えることではないでしょうか。

 ただし、積極的に自分を通すことと、目上の人や尊敬する人の言い分に耳を傾けないということを履き違えると、チャンスを逃がすことになりかねません。未熟な自分を自覚し、いわれたことはとにかくやってみるという姿勢が大事だと思います。

 

 出会いを大切にする

 私は自分の人生を振り返って、「よくここまで来られたな」 と思いますが、人生の節目節目では必ずといってよいほど、多くの人のアドバイスがあり、チャンスを与えていただいています。

 ですから、自分が信頼している人から声をかけられたら、ちょっと困ったなと思ってもむげに断るのではなく、素直に応じてみるという姿勢も大切ではないかと思っています。

 

  感動がよい遺伝子を活性化する

 遺伝子をオンにするための知恵の一つに、「感動」 もあります。

 感動するとき、遺伝子は決して悪い方向には働かない。感動は自分の心を奮い立たせ、遺伝子をよい方向に導いてくれるものです。

 感動することで、暗い方向へ行きがちな遺伝子は眠り、よい遺伝子だけが活性化してくれます。もし、とても感動できる状態にないというのであれば、以前に経験した感動を呼び起こしても、同様の効果が望めるでしょう。

 

 感動で身体は変化する

 感動というものが身体の変化を起こして、人相が変わったり、あるいは病気が治ったりすることがあります。これは私の言葉でいえば、「感動によって眠っていた遺伝子のスイッチが入った」 ということです。

                村上和雄著 「スイッチ・オンの生き方」 より

 

 私は、数年前に母が家の中をどんどん散らかしていた頃、ある散らかし状態を見て、「これは母の仕事だ! ちゃんとした意思を持ってやっている仕事だ!」 と、大きな勘違い?をし、ものすごく感動しました。

 「散らかしているだけ」 と思っていたそれは、実は、「母は仕事をしているんだ!」 と思うようになったんです。これはものの見方の実に大きな転換となりました。

 このことで、認知症の母に対する接し方がものすごく変わりましたね。それまでの大変、困った・・・という暗い生活から、これは楽しい! 面白い・・・という明るい生活に変わったのです。

 起きている現象は全く同じなのに、見方が変わったのです。

 このことは、まさに感動がよい遺伝子のスイッチをオンした・・・ということになるんでしょうねぇ~・・・。

 お陰で、母との生活が、よりハッピーなものとなりました!

 ついてるついてる ハッピーライフです。

 

 お読みいただき、ありがとうございまぁ~す。 (toshi)

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