雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

上高地4

2009年08月20日 | 長野散策
上高地の4回目
誰がなんと言っても上高地です(これで良いのか...)

      

エベレストで伝説となったジョージ・マロリー

       

それは第三次遠征隊での出来事であった
1924年の事である
第一次、第二次とエベレスト遠征隊に参加したマロリーは
第三次遠征隊にも参加を要請されている
隊長はブルース将軍
副隊長はノートン大佐

   

3月
ダージリンからエベレストを目差した
途中、マラリアでブルース将軍が隊を離脱するというアクシデントもあったが
4月28日にはベースキャンプを
ロンブック氷河に設営している

  

そこから順にキャンプを設営し
7,000m付近に第4キャンプを設営
ここから登頂隊のアタックが開始された

   

計画では第4キャンプから先に
二つのキャンプを設け最終アタックをかけることになっていた
最初の登頂アタックは失敗
そして二度目のアタック
これが伝説となった

       

同伴者はアンドリュー・アーヴィン
若く経験の浅い登山家だったが
当時の扱いにくい酸素ボンベの扱いに長けていた為
マロリーは彼を同伴者に選んだと云われている

       

マロリー達が選んだ登頂ルートには
二つの難所があった
第一ステップと第二ステップと呼ばれた
切り立った岩場

   

二人の登頂を助けるべくノエル・オデールは単身
最終キャンプである第六キャンプへと登っていた
下山する二人をサポートする為である
丁度8,000mを少し越えたあたりで
ふと見上げると
それまで、霧の中だったエベレスト山頂付近が
青い空に浮かび上がった

      

そこでオデールは
第二ステップに取り付くマロリーとアーヴィンの姿を見ている

 

そしてそれが彼らを見た最後となった

      

まだまだ
エベレストの記事は続きます
(本当にこれで良いのか...)
コメント (10)
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