雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

上高地

2009年08月17日 | 長野散策
上高地
毎年、初夏の時期に訪れている山岳地帯
今年も上高地の風景を楽しんだ
暑い夏の盛り
写真で涼をお届けします

      

上高地の写真の紹介もこれで何度目?
上高地について紹介する記事も限界なので
少し違った話をしながら上高地の景勝を紹介します

   

上高地は山岳地帯
ということで山についてあれこれ
実は山の歴史が大好きな雪だるまです

  

まずは、山といえば何といっても一番はエベレスト
世界最高峰の山を紹介

 

この山、三つの名前を持つ山である
一つ目は一番有名な「エベレスト」(Mt.Everest)
二つ目は中国名「チョモランマ」(Zhumulangma)
三つ目はネパール名「サガルマータ」(Sagarmatha)

     

エベレストは英国人によって世界に紹介された
インドはかつて英国の植民地だった過去を持つ
その時代
インドに設けられた「インド測量局」
1830年から1843年まで長官を務めたのが
ジョージ・エベレスト(George Everest)

     

このインド測量局が1854年
エベレストの周辺12ヶ所で測量を行い
その平均値から標高を8,848mと発表し
この山が世界最高峰であると世界に知れ渡った
ジョージの苗字から、この山をエベレストとした

 

標高については実は色々と違う数値が出ている
先に書いた最初の測量
その時は8,839m
発表時は8,840m

   

じゃあ8,848mはというと平均値

 

その後幾度もの測量が行なわれ
1975年に中国政府が測量した結果は8,849.05m
1999年にアメリカがGPSを持ち込んで山頂で計測した結果は8,850m
今でも続く隆起と自然(雪が削り取ったり、雪そのものの降雪具合)によって
正確な標高は年々変化しているので一般的に8,848mが定説となったままである
最新機器を使用して
中国政府が威信をかけ、2005年に測量した結果は
8,844.43m
これが現在の正確な標高

       

今でも年4㎜で隆起し続けるエベレスト
正確な標高は霧の中

     

次回もエベレストの記事と共に上高地を紹介します
(これで、良いのか???)
コメント (12)
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