春日大社境内から志賀直哉旧居へ向け
ささやきの小径を歩きます
未舗装の小径
積もり積もった落葉が周囲を埋め尽くす
歩く足音もサクサクと鳴る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ce/3876da62d5df7efb4242496172db4281.jpg)
やがて民家が見え始め
わずかな区間の登り坂が見えてくれば
ささやきの小径は終わり
民家に囲まれた住宅街にあるのが志賀直哉旧居
白壁に囲まれた静かな佇まい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/40/75fb03c44ce93ab9b9a8acec263e1a71.jpg)
志賀直哉の代表作の一つ
「暗夜行路」
前編を発表したのは1921年
唯一の長編小説の前編を書き終えた志賀直哉は
それまで住んでいた、山科の地を離れ
ここ奈良の地へと移り住む
1925年の事だった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/83/0608200e977482f75201449796cab67e.jpg)
尤も
移り住んだのは奈良市幸町
そこに3年少々
その後
若草山が良く見える高畑の地に新居を求め
自ら設計した建物を建築する
1929年から1938年までの約十年間を過ごした高畑サロン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/fa/b746b368cb163caab7d585223917c411.jpg)
彼の生涯で最も長い時を過ごした場所となる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/91/c647febf73d27896ca5d737fde3c29df.jpg)
この建物の書斎で
彼が生み出した傑作
「暗夜行路」
続編を完成させる
執筆に17年を費やした、唯一の長編作品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d2/a2a9f2b452eb4ff7d1e492f7c279fb32.jpg)
他にも
「万歴赤絵」
「鳥取」
「豊年虫」
「雪の遠足」
「リズム」
「颱風」
「プラトニック・ラブ」
といった作品を残している
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/35/b7dacfaa59d8fae1c966d960058b3dad.jpg)
書斎に面した日本庭園から
奥へと進むと
突然景色が広がる
芝生を配した西洋風庭園
建物だけでなく
庭園も和洋折衷となっている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/36/130b8f9b3510acba112a2bd25ae0c1d7.jpg)
そして
洋風サロン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/9a/f5a7b137a444514d95f5bccc3b853df7.jpg)
和室に面した廊下の突き当たりに
開放的な空間が広がるサロンがある
床は石畳でなく
瓦というのも、いかにも日本的雰囲気が漂うサロン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f7/1b54604b5de9dddd61a09a90374245e7.jpg)
彼はこのサロンを気に入っていた様で
彼を慕って集まってきた文豪たちに
このサロンでよく話し込んだと伝えられている
武者小路実篤や小林秀雄、尾崎一雄といった文豪も
きっとこの部屋を訪れた事でしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/9e/00a7c884f632d1db84a8224d51685dc3.jpg)
椅子に座り
彼の作品の一つも読んでみたくなるひと時でした
ささやきの小径を歩きます
未舗装の小径
積もり積もった落葉が周囲を埋め尽くす
歩く足音もサクサクと鳴る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ce/3876da62d5df7efb4242496172db4281.jpg)
やがて民家が見え始め
わずかな区間の登り坂が見えてくれば
ささやきの小径は終わり
民家に囲まれた住宅街にあるのが志賀直哉旧居
白壁に囲まれた静かな佇まい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/40/75fb03c44ce93ab9b9a8acec263e1a71.jpg)
志賀直哉の代表作の一つ
「暗夜行路」
前編を発表したのは1921年
唯一の長編小説の前編を書き終えた志賀直哉は
それまで住んでいた、山科の地を離れ
ここ奈良の地へと移り住む
1925年の事だった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/83/0608200e977482f75201449796cab67e.jpg)
尤も
移り住んだのは奈良市幸町
そこに3年少々
その後
若草山が良く見える高畑の地に新居を求め
自ら設計した建物を建築する
1929年から1938年までの約十年間を過ごした高畑サロン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/fa/b746b368cb163caab7d585223917c411.jpg)
彼の生涯で最も長い時を過ごした場所となる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/91/c647febf73d27896ca5d737fde3c29df.jpg)
この建物の書斎で
彼が生み出した傑作
「暗夜行路」
続編を完成させる
執筆に17年を費やした、唯一の長編作品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d2/a2a9f2b452eb4ff7d1e492f7c279fb32.jpg)
他にも
「万歴赤絵」
「鳥取」
「豊年虫」
「雪の遠足」
「リズム」
「颱風」
「プラトニック・ラブ」
といった作品を残している
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/35/b7dacfaa59d8fae1c966d960058b3dad.jpg)
書斎に面した日本庭園から
奥へと進むと
突然景色が広がる
芝生を配した西洋風庭園
建物だけでなく
庭園も和洋折衷となっている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/36/130b8f9b3510acba112a2bd25ae0c1d7.jpg)
そして
洋風サロン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/9a/f5a7b137a444514d95f5bccc3b853df7.jpg)
和室に面した廊下の突き当たりに
開放的な空間が広がるサロンがある
床は石畳でなく
瓦というのも、いかにも日本的雰囲気が漂うサロン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f7/1b54604b5de9dddd61a09a90374245e7.jpg)
彼はこのサロンを気に入っていた様で
彼を慕って集まってきた文豪たちに
このサロンでよく話し込んだと伝えられている
武者小路実篤や小林秀雄、尾崎一雄といった文豪も
きっとこの部屋を訪れた事でしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/9e/00a7c884f632d1db84a8224d51685dc3.jpg)
椅子に座り
彼の作品の一つも読んでみたくなるひと時でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/0f/71d344f58934a791b2120b148e279e25.jpg)