行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

核禁条約発効

2021-01-24 11:11:36 | 日記
 朝日新聞2021,1,23の記事(写真)に掲載
胎内で被爆 原爆小頭症の人生をテーマに核廃絶を訴えていた。生まれる前の小さな命まで傷つけ、重い障害を負わせる。被爆者が身をもってその非人道性を訴えてきた核兵器を初めて違法とみなす条約が効力を持つことになった。
 実は3年前原爆小頭症となった被爆者たちの写真や彼らが制作した絵などの作品展示「きのこ雲の下に生まれて」を拝見したことがあり、会場で川下ヒロエさんにお話が伺えた。この方広島市被爆70年史にも、1990年認定被爆者として平和記念式典に初めて招待され母親とともに参加した写真が掲載されていた。
 当方が伺ったときは71歳でお母様は93歳で死亡されたそうだ。「この子を遺して死ねない」と行く末を案じ続けた小頭症患者の親たちは全てこの世を去った。
 ブログの最後に原爆を知らない引揚者が虚無感にさいなまれ足が動いたと結んだ。