行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

大寒 24節気のうち最後の節

2021-01-20 11:08:32 | 日記
 1年で最も寒さが極まるころ。大雪が降ったり、暑い氷が張ったりするのもこの時期が多い。この後やってくる立春に思いを馳せる。枯草の中からフキノトウが顔を出す。ふっくらとした蕾にははっきりと季節の動きを感じて気持ちも和らぐ。梅の花も開き始めかすかな香りが漂い、暖かなところでは、菜の花が開花、アジサイの枝に新芽の知らせも。1月21日はその年の初めの弘法大師の縁日である初大師とか。「仏法遥かに非ず。心中にして即ち近し」(仏はどこか遠くにいるのではなく、自分の心の中に)という言葉がある。
 コロナ禍の12月中旬に第1寒波が入った、年末に第2寒波、新年になり24節気の小寒後に第3寒波と寒のゆるみをはさみ4回目まで続き、大寒の今朝はガラスの結露が氷結するまでにはならなかった。空は青空で写真の左下隅の遠くに宮島の島影が見える。拙宅の庭には、山茶花・紅梅・蝋梅が咲きツバキもたくさん芽をつけている。