行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

スペイン紀行10

2019-09-25 14:51:56 | 日記
 9月8日(日)午後、マドリードから南(約1時間/71km)のトレドへ移動。トレドは1,500年以上の歴史を誇り街全体が世界遺産に登録。(写真)
 スペイン中部のカスティーリャ・ラマンチャ州に広がる平原地帯の丘の上にある古代都市。州都として栄えるこの城塞都市は、中世時代に建てられた。イスラム教・ユダヤ教・キリスト教の歴史的建造物として知られる。
 周囲をタホ川が巡らし、西に1000km以上流れポルトガルのテージョ川につながっている。市中にはサント・トメ教会があり、11世紀古いモスクの敷地内に建てられた。市内の他のモスクと一緒に大きな変更なしにクリスチャン教会として使われた。つまり古いモスクを壊さず協会を併設した感じになる。
 見学後、マドリードに戻り夕食はフラメンコショウで楽しんだ。ジプシーという言葉は禁止されているが放浪の旅をしながらフラメンコを踊ったと昔聞いたことがある。ハワイのゆったりしたフラダンスと違い、タップを踏む情熱的な踊りだった。若い女性がドレスのすそを持ち上げ色気を感じ思わず手拍子を打ってしまった。

スペイン紀行9

2019-09-25 09:13:22 | 日記
 4日目9月8日(日)マドリード市内観光(約4時間)午前中2つの美術館を主に時間をかけた。一つは世界三大美術館プラドは、ゴヤ・ブラスケスなどのスペインの名高い画家たちの作品所蔵。そしてスペイン現代アートといえば、ピカソ、ダリ、ミロの三大巨匠で、ソフィア王妃美術センターでは彼らの作品を一堂に集め、ひと巡りするだけで数々の名作を鑑賞できた。ゲルニカは、ドイツ空軍のコンドル軍団によってビスカヤ県のゲルニカが受けた都市無差別爆撃を主題としていると聞いた。大阪市立美術館で見たフェルメール「真珠の首飾りの少女」に再び会えた。各美術館は、撮影禁止になっていて一枚も写せなかった。
 この日が日曜だったので市民マラソンと自転車レースが開催され観光ルートが一部変更になった。
1764年王宮完成カルロス3世居住、2,800室と多数の部屋を持ち現在迎賓館として利用。向かいにはアルムデナ大聖堂(1993年完成)がある。写真は王宮背景に添乗員さんと、この方マラソンランナーの増田明美さんに似ておられた。