椿年内開花か

　2013年は2月13日に一輪だけあわてて咲いた。椿の花は斑入りで、井口に引っ越してきた時段原の実家から貰い、今では当方の身長より高くなっている。その後はなかなか咲かず3月下旬になってから次々と咲き、珍しく花弁が紅単色のものが2輪開花した。もともと野に自生するヤブツバキから改良されたものであろうから、元の遺伝子がよみがえったのかもしれないと記している。
　椿は、1週間ぐらいすると花弁がそのままの形で落ちるので、首が落ちる様子に似ていると言って嫌う人もいると聞く。
　さて、今年は12月17日(水)に、この時期としては珍しく大雪が降り銀世界になった。そしていつもより早く、1週間ごとに寒波が繰り返し冬が早く到来した感があったが、クリスマス前後には小春日和もあり平年に戻った。3カ月予報では来年1月が寒く、2、3月は西日本では平年並みかやや気温が高い予報が出されている。
　寒さが早ければ、その分春が近くなるような気がする。12月27日(土)の今日は小春日和で拙宅ではミニ大掃除をした。庭の椿が早くも開花しそうで(写真)、寒さの後の日和で春と勘違いしているのかもしれない。年内に咲けば我が家の珍事である。